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笑える奇跡にしてみよう  作者: 新塩じゃが★エビチリソース添え!
3/11

ユリアのペース。ユリアのセンス。

「わぁ…!ここが…ユリアの家?」

「そやで。」


ユリアの家をまじまじ見つめてしまった。来てよかったのかな…?


「そんな見とらんと、こっちやで。」

「あ、待って…。」


ユリアは家の鍵を開けると、自分の部屋に私を案内してくれた。


「まぁ、ゆっくりしていき!うちは、あんたに貸す服探すから。

 ええっと…どれがええかな…」

「あ、ありがとう…(落ち着かないな…)」


知り合ったばっかりの子の家に行くなんて…初めてで、落ち着かないよ…


「これがええかな?」

「うーん…似合うかな…」

「だいじょぶ!だいじょぶ!この部屋真っ直ぐ出て

 右のほうに、風呂場があんねん。そこで着替えてき。」

「ありがとう。じゃあ、着替えてくるね☆」


ユリアは優しいな♪…着替えてくるって、いっちゃったけど…

やっぱ…恥ずかしいな…でも、待たせる訳にはいかないし…よしっ!

行っちゃえ!


「ええやん!めっちゃ似合う♪」

「ええっ…恥ずかしいよ…。」


ユリアが用意した服は、ひらひらした白いスカートに薄ピンクの

セーター。それに、黒いニーハイソックスだった。


「ありがとう…(照れ)…そういえば、一個聞きたいこと

    あるんだけど…」

「なんや?」

「家族は…?」


ユリアは少し黙った後、話し始めた。


「…うち、両親居らんねん。交通事故で、あっけなくや…。

 そんで、弟と2人残されたんやけど、病気がちの上に

 今入院中で、働かれへん。そこで働くことにしたんや。でも、

 アテのうて…やっと見つけた仕事はさっきパァになってもーて…」


少し涙ぐんでしまった。

「…大変だったね…」

「…あんたが暗くなること、あれへんやん!

 ほらっ笑い?」


無理やり、ユリアにほっぺたを抓られ可笑しくて笑ってしまった。


「…ふふっ。おかしっ。…あ、もいっこ聞いていい?

 ユリアって幾つなの?私と同じくらいに見えるんだけど…」

「…15歳。」

「15歳!?私の1つ下だね!でも、法律的には…」


慌てて、ユリアは私の口を塞いできた。ヒソヒソと耳打ち

する様にユリアは私に言った。


「歳誤魔化して、働いとってんから大声出さんといて!」

「ご、ごめん…」

「詫びとして、うちについてきぃ。」

「…え?何処行くの。」

「ええから!ええから!」

「きゃっ…」


ユリアに言われるがまま、手を私は引っ張られユリアについて行った。

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