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第102話母親がしばらく帰らない夜のはじまり
甘人は結子と身体を重ねる。
「んっ、あむっ、ちゅ、んっ・・・」
その間に二人はその感触を確かめるように口づけを交わす。
何度も、何度も繰り返した。
「大丈夫!甘人はずっとわたしと一緒よ、ずっと離さないわ。今日はうんと甘えてね」
結子は甘人を自分の飽満な胸に抱きよせて聖母のような声をだす。
「結子さん、結子さん、やだよ、母さんがいないなんて・・・」
甘人は顔を結子の胸にこすりつけるようにして悲痛な声を泣くように上げた。
それは長年母親が家に帰るのが遅かったのが彼にとってとても辛いものだった。




