7話 あ〜る。
「やっぱ、ドラえもん 面白いな!」と伊藤は満足げに先頭を千葉駅に向かい歩く。
時間は、10時30分になろうとしていたが、5人は満足であった。
国鉄千葉駅
「えっと‥」勝也は、電車のマップを見ている。
「こっちだ間違いない」と皆をリードして、ホームへ降りた。
ホームでは、発車のベルが鳴る!
「急げ」伊藤の掛け声で5人は電車に飛び乗る!
プシュー!
「間に合った」萩原は、メガネをずらし、酒田は、鼻水を垂らし、なんとか間に合った。
「次は、四街道、四街道」とアナウンスが流れる。
最初に違和感をかんじたのは、萩原だった。
萩原は、座っていた席を立ち、マップの下までいく。
「あっ!」と萩原の声に4人は、何事かと萩原の側による。
「これ、総武本線だよ!内房線じゃない!」と萩原は説明する。
「間違ったって事?」と妙香が確認する。
「間違った!勝也〜」と伊藤も確認する。
勝也は、自分が間違えた事が信じられなく何度もマップを見るが、間違いを認めるしかなかった。
「ごめん‥」と勝也はうなだれた。
伊藤は、「仕方ない!このまま行こうぜ!どうにか、先で乗り換えられるよ」と強硬策を訴えた。
萩原が、メガネの位置を正し語り始める。
「皆んな!〝急がば回れ〟と言う言葉を知ってますか?これはですね、昔、戦を行う際に、琵琶湖の辺りから、京都に向かうのにですよ、船を使って琵琶湖を渡るのが、近道なんですが、天候などにより到着が不安定であ〜る。なので琵琶湖の周りを陸路で回った方が確実である!と言うことわざであ〜る。
すなわち、この場合は、引き返すのが正しいのであ〜る。」と話しメガネをまた正した。
4人は〝ぽかーん〟と聞いた。
だが、結局、四街道で降りて千葉へ引き返したので
〝あ〜る〟。