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魔力警察  作者: たわしなわたし
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地獄の日常

誤字脱字があるかもしれません。

「全くくだらない」土下座をしながらそう思った。


 俺の名前は御手洗浩太(みたらいこうた)16歳まぁ普通の高校生2年生だよ。んで何がくだらないかって?


 いじめだ


 俺はいじめられているんだ。それでなんで俺がいじめられてるのか知りたい?


 俺も知りてぇよ!!!


 なんでいじめてくるのか。俺がチビだから?俺が眼鏡かけてるから?俺が暗いから?俺の苗字が御手洗だから?なんでだよ。なんでだよ。なんでだよ。なんでだよ。


なんで俺がいじめられなきゃいけないんだよ!!!!!!!!!!


 ところで、俺がどういういじめを受けてるのか知りたいか?まず、どんな奴が俺をいじめでくるのか教えてやるよ。

俺をいじめでくるのはバスケ部の谷島と金髪に髪を染めてるサッカー部の金久保と谷島と金久保のセフレの巨乳の堀山だ。このゴミ3人に俺はいじめられている。

 それでどんないじめを受けているのかというと…

ていうかまず俺のルーティンを教えてやるよ。


 7時30分 起床→朝食→着替え 朝食の時に今日の占いを見るのもルーティンに含まれてるからな。ちなみに今日はなんと俺占いで1位だったんだぜ。ラッキーアイテムはコーラだって。あと占いでは確か大きくなにかが、変わる日とかなんとか言ってたような…

 

 8時5分 出発 8時20分までに学校につけばいいんだ。なんでこんな遅い時間に家を出るのかというと学校に1秒でもいたくないからだ。


 8時18分 学校到着 地獄の始まりだ。教室に入った瞬間に俺に谷島がゴミを投げてくる。その後谷島は「おい、そのゴミ捨てとけよ」と笑いながら言うんだ。何が面白いんだ。しょうがないから俺はゴミを捨てて授業が始まるんだ。


 12時25分 昼休み まぁ普通の高校生は昼休みを凄い楽しみしてると思うけど、俺は全然楽しみじゃない。まず、4限目が終わったら、俺は速攻で昼飯を食べるんだ。なんで速攻で食うかというと、谷島達に呼び出しをくらうからだ。それで呼び出しの内容は土下座させられるんだ。逆らえば殴られる。つーか何もしてなくても殴られる。


 13時10分 5限目開始 もう少しで帰れる。


 16時 学校終了 ホームルームが終わり次第俺は、一目散で家に帰る。家に帰ったらゲームして一日が終わる 


 どうだった?本当に最悪な学校生活を送ってるだろ。

はぁ。谷島達さえいなければまだマシな学校生活を送れるんだな。


 土下座している現在時刻は恐らく12時51分ぐらいかな。ちなみに俺の頭の上に谷島の足が乗せられてる。

  

 「マジでキショいなお前」

 谷島が笑いながら俺の頭に足を置き笑いながら言っている。


 「こいつ私の胸ばかり見ていてキモいわ」

 堀山が俺を馬鹿にする。テメェの汚ねぇ胸なんて見てねぇよ。


 「お前さ。何しに学校来てんの?学校来んじゃねぇよ。」

 金久保が俺の事をボロカスに言ってくる。


 「御手洗お前なんで金久保がこんな事言ってくれるか知ってるか?」

 

 「わ わ 分かりません」

 谷島の質問に俺は答えた。


 「それはお前がクラスの足を引っ張ってるからだよ」

 谷島が答えた。


 「お前さ。グループ活動の時とかわざわざお前の為に気遣ってやらなきゃいけないし、女子もお前の事クラスの汚点とか言ってたぜ。」


 あぁ終わってる。こいつら。俺本当になんもしてないんだぜ。グループ活動の時とかわざわざ机くっつけるときに、少し間を空けてるし、目も合わせないようにずっと下向いてるんだぜ。これは全部お前らの為にやってあげたのに。


 そんな事をしている間にチャイムが鳴った。


「チャイムだ。戻るか。ぺっ」

 谷島が言って。俺に唾を吐いてトイレから出ていった。



 ホームルームが終わった。御手洗は、授業中ずっとボーとしていた。明日から俺学校行くのやめようかな。学校の帰り道をとぼとぼ歩きながら思った。

 

 「喉乾いたな」


 俺は、そんな事を口にしていた。5限目から一度も水分を口にしていなかったな。周りをキョロキョロ見渡して自販機を見つけた。さて、何を買おうか。お茶?水?オレンジジュース?コーヒー?うーん悩むな。

 顎に手を置きながら考えた。ふと今朝の出来事を思い出した。確か今日のラッキーアイテムコーラだったよな。よし、コーラにしよう。

 お金を入れて、コーラは…ペットボトルは多すぎて飲めないし缶の奴にしよう

 この選択が御手洗浩太の人生の大きな転機になる事をまだ彼は知らない。

  ガコン。

 ラッキーアイテムつってもどうせなんも意味ないけどな。そんな事を思いながら俺はコーラを取ろうとした。


「あれ?」

 口から情けない言葉が出た。俺は目を丸くした。

 

  

 

 

  

 




力の隠し方を読んでいただきありがとうございました。

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