『落雷の様な、脳内思考の日々』・・・『死辺詩編の氷の詩集』から
『落雷の様な、脳内思考の日々』・・・『死辺詩編の氷の詩集』から
㈠
心理の根底に、落雷の様な、異質的完全性。
迷路の根底に、落雷の様な、破滅的論理性。
会談の根底に、落雷の様な、叙述的敬虔性。
乖離の根底に、落雷の様な、感覚的楽観性。
㈡
謙遜するなよと、天の架橋者も、言っていることが、何よりの、脳内思考の意味。
確かめるなよと、悪の制覇者も、述べていることが、何よりの、脳内思考の意味。
落ち込むなよと、空の離脱者も、考えていることが、何よりの、脳内思考の意味。
対峙するなよと、全の追悼者も、靡いていることが、何よりの、脳内思考の意味。
㈢
異質判別、快楽さ。
未明供述、本望さ。
伝来追行、演出さ。
怒涛往来、明白さ。
㈣
落雷の様な、脳内思考の日々に、眠っては、起きる。