怪人百科:おもらし怪人ホーニョーン
◆怪人名:おもらし怪人ホーニョーン
名前の通り、おもらしさせることが大好きな女怪人。
右乳房、左乳房、そして股間の計三つのホースを持っている。このホースは自在に動かすことができる。
ホースはそれぞれ体内の特殊な器官に繋がっており、腎臓のように体内の水分を別な液体に変質させることができる。ただの真水にすることもできれば、都合よく衣類だけ溶かす液体など自由なものを生成できる。
ホースからはそういった様々な液体を放水でき、逆に使われていないホースから空気中の微量の水分を吸い込んで体内に貯蓄することもできる。最大量は大体市民プール一つ分くらいらしい。質量の法則を無視している。
ちなみにホースはけして尿道などではなく、あくまで液体を生成する器官に繋がっているものにすぎない。一見すると彼女自身がおもらしによる攻撃を行っているように見えるが、断じてあれは放水であり、放尿ではない。
他人におもらしさせることは大好きだが、自分がおもらしすることは大嫌いなのである。
◆必殺技:ゴールデン・テンプテーション・ミスト
興奮して身体が熱くなると汗をかくように体内にある利尿作用の強い水分が大量に排出され、霧状化する。吸ってしまうと猛烈に尿意が刺激される。
この霧を浴びておしっこをもらしてしまうと、おしっこ中毒になってしまい、ホーニョーンの合図一つで本人の意思関係なく勝手におしっこをもらす体質になる。
また、この状態になるとおしっこの全てがホーニョーンによって管理されてしまうことになる。
おしっこをできなくさせることもできるが、例えば、おしっこをもらさないと息ができなくなるようにすることも、おしっこをもらしながらでないと歩くことができなくなるようにすることも自在のまま。まさに必殺技。
さらにやろうと思えば、リンゴジュース味のおしっこやオレンジジュース味のおしっこを出させる体質に改造させることも可能。何の用途に使えるのかは不明。
◆ホーニョーンの正体
本名:仁王法子。19歳。カフェスタンドでウェイトレスのアルバイトをしている大学生。
一時期は茶道を嗜んでおり、自分で茶を点てるのも一つの趣味だったが、高校時代に茶道部に所属していた際、お茶の飲み過ぎで授業中におもらしをしてしまったことがトラウマになっている。
以来、飲み物や水分補給に関しては細心の注意を払うよう心がけており、糖分やカフェイン等の量にさえも神経質になるほど気に掛けている。
おもらしのコンプレックスは誰よりも強いと思われる。おもらし怪人になってしまったのもそういった理由があるのかもしれない。
トラウマのあるお茶からは離れ、西洋の紅茶やコーヒーを嗜むようになり、オリジナルブレンドを作るなどこだわりもでてきている。カフェスタンドで働いているのも趣味の延長である。
密かに気に入っていた客にはとびきりカフェインの濃い特別なコーヒーをおかわりたっぷり飲ませて、足早にトイレに行く様を眺める趣味もあったり、なかったり、しないこともない。