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嵐の神


「模擬戦という形でテストを頼むわけだが……悪いがファントム。ヴォーダンには手を抜かせるから一人で戦ってくれないか?」

 テイルのの言葉にファントムは首を傾げ、クアンは少しだけ怒った顔を見せた。

「ハカセ。どう考えても戦ったら駄目な雅人さんならともかく、どうして私が戦ったら駄目なんですか?」

「ああ。それはだな……」

 テイルが困った様子で答えようとすると、ヴォーダンがテイルの前に出た。

「俺の能力は電光回路。文字通りの電気の力となる。姉……お姉ちゃんとは能力の相性が良すぎて戦いにならない。……いや、お姉ちゃんは歴戦の戦闘経験者で俺はニュービー。能力差はあっても経験の差でそれほどひどい事にはならないかもしれん。それでも、模擬戦の目的であるユキハカセに渡す戦闘データとして考えたら、お姉ちゃんとの戦いは不都合なんだ」

「……な、なるほど。でも、電気くらいならユキさん特性の超純水使えば多分なんとか……」

「お姉ちゃん。微量の電気が流れ続ける水をいつもと同じように扱えますか?」

「……ああ、それはきつい……」

 ユキの水操作は脳で計算処理を行って稼働させる為本来の状態とかけ離れるほどに難易度があがっていく。

 ごく少量の電気であっても、それがランダムで駆け巡られたら一キロ程度の水すらうまく操作する事は出来ない。


「ちなみに、私特性超純水であれば僅か程度の電流が流れるだけで済むけど、水道水何か使ったらかたっぱしから分解していくわよこの子」

 ユキはまるで自分の事のようにそう自慢しだした。

「あぅ……。そうですね。勝てる勝てないは別として、確かにデータ取りとしては私は戦うべきでないでです。黙って座っておきますね」

 不満ではあるが納得したクアンは隅の方に座っている雅人と共にちょこんと座った。


「それで、僕はどう戦ったら良いですか? データ取りが目的ならあまり動かない方が良いです?」

 その言葉にテイルは首を横に振った。

「いや、本当カタログスペックが違いすぎるんだ。だからファントムは素直に全力を出してくれて良い。戦闘経験こそないものの目の前にいるのは身体能力の高いユキであると思ってくれて良い」

「……そんなに……ですか?」

 ちなみに、クアン、ファントム共にユキには模擬戦で勝った事がない。

「そんなにだ。流石に情報処理能力はユキクラスではないし生まれたてで一切の経験を持たない。だが、それでもファントムはかなり苦しむと思うぞ」

「……せめて兄として恥ずかしくない程度に頑張りましょう」

 ファントムは少々不安そうな顔でそう答えた。


「それでハカセ。俺へのオーダーは?」

「そうだな。とりあえず普通に戦ってみてくれ」

「待った。追加オーダーとしてファントムの能力に対する対処を考えながら動いて頂戴」

 二人の両親(ハカセ)の言葉にヴォーダンは頷き、部屋の中央に移動した。

 それに合わせてファントムも部屋中央に移動すると、テイルとユキも雅人、クアンの待つ部屋の隅に移動する。

 その後テイルがタブレットを操作すると、テイル達の目の前に透明なガラスが突如として出現した。


「能力ありの勝負だから一応保護ガラス貼っておくぞ。他の誰でもなく、貧弱一般人程度の戦闘力しか持たない俺が危険だからな」

 テイルがそう言った瞬間に、戦いは始まった。




 最初に動いたのはヴォーダンの方だった。

 生後まだ一時間程度で、人生経験のない中での初めての戦闘。

 緊張からきっと待ち受ける体勢を取るだろうと思っていたファントムは少しだけ驚いた。

 だが、それ以上に驚いたのは、その奇天烈な戦い方だった。


 ギャリギャリギャリギャリ!


 盾代わりに使ったワイヤーがヴォーダンの武器に当たり悲鳴を上げ火花を散らす。

「ユキさん特性の武器ですので滅多な事では壊れませんが……これが後でメンテナンスが大変そうです。にしても……予想外にもほどがある戦い方ですね。弟は真面目な性格に見えたのでもう少し常識的な戦いになると思っていました」

 ファントムは、目の前で巨大なチェーンソーを持ちワイヤーを切ろうとするヴォーダンにそう語った。

 突如として現れた二メートル近くのチェーンソー。

 おそらくそれも能力の一つなのだろう。

「与えられた物を使う。それが俺の戦い方なので」

 そう答えるヴォーダンを見て、ファントムはある事に気づいた。

「……ハカセ! これ絶対ハカセのアイディアですよね! しかもこれ絶対映画がモデルですよね!? 鮫かホラーか知りませんが!」

 ファントムの叫びにテイルは顔をそらし口笛を吹いた。


「だが、効果的ではあるぞ」

 そう言いながらファントムは縦横無尽にチェーンソーを振り回しワイヤーの隙間を抜きファントムを切り裂こうと動く。

「どこが効果的なんです?」

「とにかくインパクトが強い。画面映えも良いし相手を怯えさせられる」

「それは確かに!」

 まるでホラー映画の一シーンのような状況の中、ファントムはチェーンソーを紙一重で避けている自分の精神状況を分析しそう納得した。


「……ですが、思ったよりも何とかなりそうですね」

 確かに力は強いと感じるが、それほどというわけでもない。

 そう感じたファントムは攻撃に転じる事と決めた。


「――取った!」

 ワイヤーの隙間を縫い接近に成功したヴォーダンはのままファントムにチェーンソーを押し付けるように突いた――が、そこにはファントムはいなかった。

 その直後背中に強い衝撃を受けたヴォーダンは前のめりに吹き飛び、そのまま地面に倒れる。


「当然ですけど、動きがチグハグですねぇ」

「そりゃそうだ。防御に関しては自分で学ばなければ意味がないからな。あまり入れてないんだ」

 テイルは起き上がるヴォーダンを見ながらそう答えた。


「……瞬間移動? それとも体術? 見逃しただけ?」

「どう思います?」

 ファントムにそう尋ねられたヴォーダンは困った顔のまま、首を横に振った。

「わからない……。だからわかるまで普通に戦おう」

 そう言った後、ヴォーダンは何時の間にかチェーンソーをどこかに収納し、手に銃のような武器を持ちファントムに向ける。


 そのハンドガンにしてはゴテゴテした武器はガシャンガシャンと音を立てながら変形を始め、まるでショットガンやライフルのようにやたら長いバレルに変化した。

 やけに角ばったシンプルなデザインに、長身のバレル。

 そして電気能力者。


「ちょっ!?」

 何が来るか理解したファントムは、走って避ける事すら困難であると考え即座にワイヤーを伝い自分の場所を移動させる。

 その直後に、ヴォーダンは引き金を引く手に力を入れた。


 カシュッ。


 そんな軽い音とその武器は同時に盛大に火花を散らせ、ほぼ同時にファントムのいた場所の背後にある金属の壁が金属同士がぶつかった音が鳴り響き、放電跡で真っ黒になった。


「……これ、ユキさんの趣味ですね」

 ファントムの言葉にユキは自慢げに頷いた。

「電気と言えばレールガン。まあシンプルな理論よね」

 ユキの言葉にファントムは溜息を吐きたくなるのを必死に堪え、戦いに集中した。

 ヴォーダンの手に持っている武器はまた代わっており、銀色の警棒を持ちじりじりと構えながら近づいてくる。

 その警棒は、一目でわかるほど放電していた。

「スタンロッドですか。なるほど。電気エネルギーを使う武器を状況に応じて使い分けるのが君の能力であり戦い方なんですね?」

 ヴォーダンはしっかりと頷いた。




 ヴォーダンの能力である電光回路自体は実はクアンを生み出す前にテイルが一人で既に完成させていた。

 完成した上で、テイルはそれを没として放置していた。

 体内で電気エネルギーを作りそれを放電し攻撃する場合、最低でも空気の電気抵抗を抜けなければならない。

 その為その攻撃方法は文字通り雷そのものとなる。


 当然火力は最高クラスなのだが、空気抵抗を抜けるほどの放電を行う必要がある為手加減する事が出来ない。

 その上、雷クラスの電気を生み出すのだから当然後はエネルギー不足となる。

 燃費を優先しての設計であっても精々三発が限度だ。

 そしてそれ以上、最大の欠点は狙いを定めるのが絶望的に難しく、その上避雷針でも使われたら完封される事にある。

 浪漫こそあれど総じて失敗としか言いようがなかった為、テイルはこれを没とし新しい能力として水操作を生み出した。


 そこにメスを入れたのがユキだった。

『無理に電気を放出せず、電気を利用する方向で戦えば良いじゃない』

 その結果が、今のヴォーダンである。

 

「ヴォーダンはね、貴方達とは少々以上に違う作りをしているわ」

 ユキがそう言葉にすると雅人とクアンはユキに顔を向けた。

「ユキさん。どう違うのですか?」

「貴女達は今の法律でも人として認められるわ。でも、ヴォーダンは絶対に認められないでしょうね」

「……そうなんです? 見た目私達と一緒のようですが」

「そもそもがだ。能力使えば怪獣になる俺ですら人として認定されてる。それなのにヴォーダンは認められないって、どういう事だ?」


 クアンと雅人の質問に、テイルが一言で答えた。

「ちょっとばかりな……やりすぎてしまった」

「は? おいハカセ。お前何やりやがった」

「……新しい種族、作ってしまったかもしれん……」

 テイルがしみじみとそう呟くと、ユキはやりきったような顔で満足げに頷いていた。


「詳しく説明しろ。場合によってはハカセはシメる」

「そうだな……。簡潔に言えばヴォーダンの生体の七割程度は機械で出来ている」

「……サイボーグという奴か?」

「いや。全く違う。機械七割生体三割というわけではなく、生体に機械が融合している状態となっている。それは当然心臓など重要な臓器も含めて全て全身余すところなくだ」

「どう違うのか良くわからないんだが」


「つまりはね、ヴォーダンは既存の種族に当てはまらず、機械生命体という新ジャンルの人類として誕生したの。生きている機械、人の機能を全てもった人工物。それがヴォーダンよ」

「はえー。すっごいんですね」

 クアンの説明にユキは良くわからないまま驚いて見せた。

「……おい。それ子供とか作れるのか?」

 雅人は機械である最大の問題点を考えそう尋ねた。

 それに対し、ユキは困った顔で頷いた。


「ええ。生殖機能も確保してるわ。二つほど問題があるけど」

「それは?」

「一つは、サイボーグでなく機械生命体であるからこその問題。そういう種族であるから子供にも何割か生体機械が遺伝するわ。と言っても別にそこからどう変わるというわけでもないから大した問題にはならないけど。ただし、子供に遺伝するからこそ二つ目の問題が出て来る。当然の事だけど、機械の割合によっては母体が危ないわ。人は機械を生むように出来てないもの」

「……その解決策は?」

「私かテイルがその妊婦に付き添えれば問題ないわね。逆に言えばそんな対処方法しかないというわけだけど」

「なるほど。何ら問題ないようだしそれならシメなくて良いな。……ま、怪人に関してはハカセに心配する事はないか。」

 自分含めてどれだけ深い愛情をテイルが皆に注いでいるか知っている雅人はそう答え、テイルはしっかりと頷いた。


「それで、どうしてそんなに機械が混ざったんです?」

 クアンがそう尋ねると、ユキはニヤリと笑った。

「そりゃ、その方がヴォーダンにとって自然な状態だからよ」

「どういう事です?」

「機械に必要なエネルギーは?」

「電気、ああ、そういう事ですか」

 思った以上にシンプルな答えにユキは納得してみせた。




 戦い自体は全くもって対等であった。

 様々な武器を使って遠近問わず戦うヴォーダンに、武器こそ一つだがユキの改良により異常な火力と耐久性を持ち自由に変化するワイヤーで戦うファントム。

 そこに差はないと言って良いだろう。

 だからこそ、二人の戦いで決定的な差となったのは経験だった。


「これで……」

 そう言いながらヴォーダンはグローブを付けた拳でファントムに殴り掛かった。

 当然だが、このグローブもただのグローブではない。

 常時磁場を発生させている為金属製の物はグローブに吸い寄せられる。

 その為グローブを使えばファントムのワイヤー攻撃に非常に容易く対処出来る。

 グローブでファントムの攻撃に指向性を持たせつつ接近し、ぶん殴る。

 ファントムに対して非常に相性の良い武器と言えるだろう。


 ただし、その程度の攻撃など既にファントムは対策していた。


 顔面を全力で殴りかかろうとするヴォーダンは、突如として両足を後ろから引っ張られそのまま顔面と地面がキスする事となった。

 ヴォーダンの両足には、ワイヤーが巻き付いていた。

 そして、地面に倒れてもがいているヴォーダンの背中に、ファントムは全力でワイヤーをしならせ叩きつける――。


「いつの間に――」

 手痛い攻撃を受けたはずなのにヴォーダンは大してダメージを追っているようには見えず、ぐるぐると回転して逃げながらワイヤーを外し、距離を取ってそう呟いた。


「ま、こっちの武器も特別製だからこれくらいはね。……うん。確かに基礎スペックが違いすぎる。正直勝てる気がしなくなってきた」

 ファントムは困った顔でそう呟いた。

 このワイヤーは自分が直撃すれば腕どころか胴すら切断されるほどの威力を秘めている。

 そのワイヤーを、渾身の力で叩きこんでもヴォーダンは傷を負ってないどころか服すら破れていない。

 ファントムは理不尽さを感じながらそう呟いた。


「……それでも、やはり兄は素晴らしい。見事な戦い方です」

 ヴォーダンは尊敬の眼差しを向けながら、どこからともなく槍を取り出し構えを取った。

「そう言ってもらえると頑張ってる甲斐があって嬉しいですね」

 ファントムは次はどうやって戦おうか考えながらにっこりと微笑んだ。


「ファントム。そろそろ使ってみよう」

 テイルがそう声をかけると、ヴォーダンはテイルの方を見つめ、そして呟いた。

「テイルハカセ。何をでしょうか?」

「……いや、電光回路だよ」

 その言葉に、ヴォーダンは武器をしまいぽんと手鼓を打った。


「……ハカセ。今までは電光回路使って武器を使ってたのでは……?」

 ファントムが恐る恐るそう尋ねると、テイルはニヤリと笑って首を横に振った。

「いや、電光回路は今まで休眠していてな。さっきまでのは余剰電気を使っていたに過ぎん」

 ファントムは溜息を吐いた。


「テイルハカセ。どのくらい使いましょうか? 正直使った事ないのでちょっと不安が」

「とりあえず三……いや、二割でやってみろ。ファントム。きついかもしれんが相手を頼む」

 ファントムは頷き、ワイヤーを分散され周囲に散らせた。


「では……電光回路覚醒(アウェイク)!」

 その言葉と同時に、バチバチと放電音が鳴りヴォーダンの体に稲妻な迸る。

 だが変化はその一瞬だけで、後はどこも変わった様子はなかった。


「では行きます」

 そう言いながら、最初の時と同じようにヴォーダンはチェーンソーを構え、突撃してくる。

 ただしその速度は別物であり、油断したわけではないにもかかわらずファントムはその早すぎる動きに対処出来ずてワイヤーで絡めとることが出来なかった。

「うわっ!」

 ファントムは慌てながらもワイヤーを手元に集め、チェーンソーにぶつける。


 ギャリギャリギャリギャリ!

 ぶつかり合い火花が散り……そして。

 ブチン。


 今まで何があっても切れなかったワイヤーが軽々と切断されてしまった。

 チェーンソーはワイヤーにあたっていなくとも、自分の回転で火花が発生するほどに高速で回転をしていた。

 ファントムはホラー映画で襲われる被害者がどれだけ恐ろしいのか理解しつつ、最も遠くに設置したワイヤーの位置に逃げる。

 ワイヤーを通じてのネットワーク間移動。

 一瞬の事の為瞬間移動にしか見えないそれを行った後、ファントムはヴォーダンの背中を見つめ――たはずなのに、何故か目が合った。


 まずいと思い再度移動しようとしたファントムだが……時すでに遅く、ヴォーダンに組み伏せられた状態となっていた。

 一切の痛みがないまま、そっと腕を取られ地面に伏しているファントムは苦笑いを浮かべ、自由になっている方の腕を上げた。

「降参です。どうして私の位置がわかったんですか?」

「いえ。わかりませんでしたよ。消えてから探しただけですので」

 ほんの刹那の時間、ネットワークに入り出て来るその時間の間にヴォーダンはいなくなったファントムを探し部屋の全方向に目を通していた。


「すいませんカタログスペックでのごり押しで勝ってしまい」

 申し訳なさそうにしながらヴォーダンは手を話しファントムに頭を下げた。

「いやいや。どんな手段でも勝ちは勝ちだから。でも、カタログスペックに頼っていてはより強いカタログスペックの相手に苦戦するから慢心しないよう訓練しようね。負けた僕が言っても説得力ないかもしれないけど」

「いえ。金言ありがたく頂戴します」

 そう言ってヴォーダンは深く頭を下げた。




「テイル。どう?」

「そうだな。現状で三割くらいか」

「……oBマイナスとなる事を考えるならせめて六割は欲しいわね」

 ユキの言葉にテイルは頷いた。


 二人が話しているのはヴォーダンのデータを他の怪人に流用する話である。

 出来るだけ変化を与えないように、クアンやファントムのカタログスペックを引き上げる。

 そうして戦力を増強する狙いなのだが、その強化比率は想定よりもはるか下にしかならなかった。

 怪人のオーバークラスへの再調整というのはあまり例がなく、情報も知識も足りていないからだ。

 

「とりあえずもう少しデータを集めるようか。戦闘データはさっきので良いから次はヴォーダンの細胞のデータ研究しなければな」

 テイルはそう言った後、ユキと二人でヴォーダンの元に移動した。

 難しい話をする為ではなく、いう事を聞いて頑張ってくれた事を褒める為に。


ありがとうございました。

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