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覚醒
アキラは真っ黒な空間にいた。
「またかよ、ここ最近この夢ばっかりだな」
アキラは以前見た時から、定期的に見るこの夢にため息をついた。
「しかしだいぶ慣れたよなこの息できなくなるような感覚も気にならなくなったし」
そんなことを呟いていると急に一点の光が差し込む。アキラはあまりのまぶしさに思わず目を伏せる。
「なんだ!」
すると、頭の中に聞き覚えのあるような幼い声が響く。
『お願い、救って』
光はどんどん大きくなっていき、急に爆発したように広がった。そこでアキラは目を覚ます。
「なんだったんだよ全く」
そう言いながら右手で額を抑えようとしたときアキラは驚いた。
「なんだこれ!?」
アキラの右手から黒い靄が炎のように出ていた。アキラが訳も分からずにいると、靄はスゥッと細くなり消えていった。
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