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魔法の勉強

やっと、投稿出来ました・・・

お待たせして申し訳ありません!

アキラはもう見慣れた部屋で起き、アリサを訪ねた。メイドにアリサの部屋だと案内された部屋のドアを叩く。


「アリサ様、いらっしゃいますか?」

「アキラですか?入ってください」


アキラはゆっくりドアを開ける。部屋の中は見たことのない機械が散乱しており、机の上に本が積み上げられていた。『これが姫の部屋かよ』てっきりきれいな部屋を想像していたが、予想よりも大分散らかっている部屋を見て困惑するが、少し親近感がわいた。お国も部屋がありそこからアリサが出てきた。


「汚い部屋ですみません。うかつに割ると危険な魔道具などもあるので、メイドたちには立ち入りを禁じているんです」

「研究?」

「えぇ、古代魔道具の研究です。実は魔道具の仕組みは未だに良く分かっていないんです。」

「そうなんですね」


特に興味が無いアキラは生返事をすると少しムッとするもすぐに戻る。


「今日はどうしたんですか?」

「自分が魔法が使えるか知りたいんですけど・・・・」


ここまで言ったところでアリサが至近距離で目を輝かせていた。


「そういう事ならグスタフに頼みましょう!」

『これで、来訪者の研究も進められる!』アリサがアキラに見えないようにガッツポーズをする。


「それって誰ですか。」

「王国筆頭魔道師です」


アリサはアキラの手を引きグスタフのところに向かう。王宮の中の一つの部屋に連れて

こられた。なぜか扉からツタが伸びていた。アリサが二回・一回・三回と分けて扉をノックする。そして、扉を開けると植物園のようになっており、様々な植物が所狭しと生えていた。さらに上には

青々とした空と自由に飛ぶ鳥がいた。


「すげぇ」


アリサはその反応を見て微笑むとアキラの手を取り植物をかき分け進んでいく。開けた場所に出るとそこには小さな丘があり丘の頂上には幹は太く、枝を目いっぱい張り青々とした歯をつけた大きな木があった。その木の下のロッキングチェアに座る白髪で白いひげを伸ばした老人が座っていた。その老人に向かってアリサが声をかける。


「おーい!グスタフー!」


アリサの呼びかけに老人は手を挙げて答える。すると杖を掴みゆっくりと立ち上がる。


「これは、アリサ姫、どうされました。こんな朝から訪ねてくるとは」


優しく目を細めながら穏やかな声音で話しかける。


「アキラにどの魔法の適性があるか見てほしいんです」

「宜しくお願いします。」


アキラは頭を下げる。


「彼が『来訪者』の、なるほど、かなりの魔力を感じますな」


グスタフは杖の先で地面を突くとさっきまでそこにあった植物も大きな木も消え普通の部屋に戻った。


「はぁ?なんだこれ?」


混乱するアキラは当たりを見回す。

その様子を微笑ましく似ているアリサが教える。


「今のは空間移動です。グスタフは空間魔法という至限魔法を使いますから。さっきまでいたのはここから西にかなり進んだところにあるグスタフの家です。王宮の扉と空間魔法でつなげてくれています。」

「ほぇー」


アキラは知らない単語ばかり脳が追いつかず変な声を出す。その様子がおかしかったのかアリサは笑った。グスタフも微笑みながら、二色の飴玉のようなサイズの水晶をアキラに渡す。


「この黒色の水晶を口に含み吐き出しなさい。」

『えぇー、こういうのって手をかざすとかじゃないの?』と顔をしかめる。

「大丈夫、体には何の影響もない」


アキラは黒色の水晶を口に含んだ、無味だったことにほっとしながら吐き出すと黒色の水晶が真っ白になっていた。それを見たグスタフとアリサは絶句している。その様子から何かまずい結果なのか心配になったアキラは口得男開く。


「あの、どうだったんでしょう?」


アキラの言葉に我に返ったグスタフが口を開く。


「アキラ君、君には大量の魔力があるようだ。私以上だよ。そんな人間を見たのは初めてじゃ」

「はぁ」


いまいちピンと来ていないアキラにアリサが興奮した様子で迫る。


「アキラ!これはすごい事ですよ!グスタフは大陸一の魔導士なんです!その魔力量も大陸一と言われてます。それを上回るってことは、魔力量だけならあなたは大陸一なんですよ!」

「なるほど」


アリサの勢いに押されていると、グスタフがもう一つの透明の水晶をアキラに渡す。アキラはとりあえずもう一度口に含み吐き出すとなんの変化もなかった。祖俺を見たグスタフは目を伏せ、アリサは唖然としていた。『今度はなんだよ』とアキラが思っているとグスタフが口を開く。


「非常に残念じゃが、君には、魔法の適性が無いようじゃ。魔力量をそれだけ持っているのにもったいないのう」


凄く残念そうに言うグスタフにアリサは未だに固まっている。少しおかしくてアキラは笑ってしまった。グスタフは話を続ける。


「まぁ、魔法適性がなくとも魔力操作はできる。」

「魔力操作って魔道具を作るために必要な?」

「うむ、作るのはそうだが、魔道具を使うときにも必要じゃ、他にも魔力を体中に巡らせ身体能力を上げたり、身体機能を上げたり武器に送り込み強度を上げたりできるぞ」

「おぉ」


アキラは瞳を輝かせ、グスタフから詳しく話を聴いた。




 グスタフに魔力操作を教えてもらう事になり、復活したアリサと一緒にアキラの部屋に歩いていると上

機嫌なアキラにアリサは立ち止まり少し落ちた声で質問する。


「何で、魔法が使えないと分かったのにそんな上機嫌なんんですか?」


アキラは振り向き、きょとんとした顔の後に笑顔になる、アルムやメイに向ける微笑みではなく、無邪気な笑みだった。


「だって、元々なかった物が使えないって分かっただけだろ、今までと何も変わらんない、それに訓練すれば魔力操作ができるようになるんだろ?なら十分。これで魔道具も作れるし。」


上機嫌のあまり、敬語がとれていることにアキラは気づかなかった。アリサは意外過ぎるアキラの言葉と今まで見たことのない表情にポカンとした後、笑顔になる。二人はまた歩き出す。


「敬語取れてますよ」


子供のような笑みを浮かべながらアリサが言った。


「うぐ、やっちまった。」


アキラは手で顔を覆う。


「ですから、敬語無しで良いと言ってるじゃないですか」

「わかった、言う通り敬語とるよ。もう大分疲れてきたし」


アキラの敬語取る宣言にアリサは満面の笑みになる。それを見たアキラは自分の心臓が跳ねるのを感じ、同時に頬を赤らめた。アリサはそれに気づかずに前を向いている。二人はそのまま並んで食堂に向かって行った。


次回更新は未定です。

10日以内に出来れば投稿したいと思ってます。

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