プロローグ
お願いします。
不定期というよりは執筆にかなり時間がかかるので、次の話が気になってもどかしいという人は頑張って我慢してみて下さい。私も執筆ガンバります。
へっ、こんな素人丸出しの小説読めっかよ!、カァー、ペッ(唾を吐き出す音)。というはゴメンなさい精進したいです。
人はどんな時に言葉を失うのだろう。実際に言葉自体が失われるのではなく。会話が急に止まったり、表情が驚きに変わったりそんな感じ。...いや、この場合は驚きというよりは恐怖かな.....。
目の前にはいくつものテーブルや椅子があり、そこには様々な人が座って食事やら酒を楽しんでいたのだろう。ただ、会話を楽しんでいただけなのかもしれない。そんな普段は喧騒で溢れていそうなこの酒場は今静寂に包まれている。活発そうな女の子はここの看板娘かな?、今はその愛らしい顔は目に涙をためて歯をカチカチ鳴らしてる。あそこのどう見てもヤクザしてそうなオジサンは、顔を青く染めて椅子に立てかけてあった剣を抜こうとしてる。あっ、抜いた.....。
ここはルーデールの酒場と言って、先ほど憲兵のオイちゃんに聞いたのだが、やっぱりの反応だよチキショウ!!。この街入ってすぐ憲兵に職質されるは、ただ歩いただけで水と油のように人が離れていくは、チラッと見ただけなのに子供が泣き出すは、挙句はこの状況だ!。
そう俺は頭を抱えたくなるのを必死で我慢しながらこの状況をどう打破するのか模索した。