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まえがき

 日記 まえがき


 やあ、お久しぶり。それとも初めまして? 春井というペンネームで活動させてもらっている者です。

 今回こうして書いているのは、他でもなく、大学生となってからめまぐるしい早さで過ぎていく毎日を、ようやく訪れた穏やかな休日の徒然にまかせて書き留めるためだ。さらに立ち入った話をすると、慌ただしい時期をなんとかやり過ごして、いよいよ本業の方を再会しようという段になったものの、そうかといってすぐに面白い話が思い浮かぶものではない。しかし、やっぱり書かずにいるのもつまらないし、勘も鈍るであろうということで、少々勇み足半分で手近なところから書き始めるという次第です。

 つまりこれから書くのは日記のようなもので、もしかしたら百年前頃に文章家たちがしていた私小説的なものになるのかもしれないが、しかしそれほど物珍しい生活、デカダンスな生活を送る気も、それをこの場で披露する気もまったくない。

 と言うことだから、世の人々がブログだのフェイスブックだのでしているような日記ともエッセイともつかぬ近況報告を、物語風につらつらと書き連ねていこうと思う。そのうち書くことも尽きて、話題を作るためにあちこちへ出かけてみたりというような本末転倒が起こるかもしれないが、何もなしに日々を過ごしていくよりはずっとよい。はず。


 私(今回はこの一人称で通して書かせてもらう)について公言できるのは、今年から京都に下宿して大学生活を始めた男子学生だということだけ。それ以上のことは、この先書き続けているうちに明らかになるだろうし、もしかしたら、少し気合いを入れて調べれば簡単に私がどこの誰か特定できてしまうかもしれない。世の中には、案外暇な人が多いものです。けれども、まあ、わざわざこのくだらない文章を読み込んで、一々の要素を検討してくれるというなら、それはそれで悪い気がしない。そうして「お前の話はつまらない」なんて文句を言いに私の住む下宿の玄関先へ押し掛けてくるような人がいたら、むしろ構われたがりの私は泣いて喜ぶだろうし、場合によっては熱いお茶の一つや二つは用意するかもしれない。

 ただ、もちろん私はそのような方々に貴重な時間を費やしてまでご足労願いたくはないし、ここには感想欄という便利なものがあるのだから、種々の御意見・御文句はそちらへお寄せいただきたい。(無論、もし仮にこの文章に読者がいればの話だが)


 これで前書きは最後となるが、いくら時間を自由に使える大学生とは言えそこまで暇でもなし、またそう頻繁に語り草の出来事が起こるでもなし、ようよう湯水のようにものを語ることはできないと思う。それと、これの他に面白い作り話を思いついた折りには、こちらを筆休めとさせていただくことを断っておきたい。


          四月二十日

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