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第25話(ラブレター)

僕の人生を輝かせてくれた君へ



初めて君を見て、好きになりました。


初めて僕に微笑んでくれた時、全身がドキドキした。


君も、ずっと僕を好きだったと知った。


生まれてきた意味みたいなもの、わかった気がした。


君に出会うために、生まれてきたって。


君は、僕を包み込んでくれる天使。


僕の心の奥にあった悩み、君が解決してくれた。


ゆうじに謝ることができた。


君はいつも笑顔だったけど、笑顔の奥に涙を隠してた。


君の涙は、僕にはどうしようもできないくらい大粒だった。


僕は、無力で何もできない子供だけれど、


君を想う気持ちだけは、誰にも負けない。


好きだって気持ちだけで、どんどん突き進んだ。


でも、壁は大きかったね。


本当に辛かった。怖かった。


君が僕の前から消えたとき。


僕には君が必要だってことよくわかった。


会えなくて寂しいとか、会いたいっていうレベルじゃない。


一緒にいなきゃだめんなる。


君がいないと生きてるって感じられない。


僕は、事故に遭った。


死ぬかもしれないと思ったときの、気持ち今でも忘れない。


君のことばかりだった。


君を守らなきゃいけない僕が死んでどうするんだって。


いつか、君にプロポーズするときにあの日見た夢のことを話そう。


僕は、病院のベッドでずっと君の夢を見てた。


絶対いつか迎えに行く。



君と、笑いの絶えない明るい家庭を作りたいんだ。


庭にたくさんの花を植える君の横で、僕は車を洗う。


君が作ってくれた手料理を僕が食べる。


いってらっしゃいとおかえりのキスは欠かさない。


記念日はちゃんと祝うよ。


僕らの付き合った記念日、キス記念日、H記念日・・・。


君が覚えてるならちゃんと祝うよ。


僕は、幸せすぎて太っちゃうかもしれないな。


毎日君のとなりで穏やかに眠るんだ。




君に出会って全てが変わった。


見るもの、感じるもの、すべて。


空があんなに青いなんて。


風があんなに切ないなんて。


夕焼けがあんなに美しいなんて。


君のいない景色があんなにモノクロだなんて。



どうか、永遠に僕を愛してください。


僕は約束します。


毎日毎日、君を好きになる。


永遠に、君を愛すよ。



僕の大事な大事なユキへ



世界一の幸せ者 ハルより



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