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【プロットタイプ】学生時代の恋愛

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

出来るならしといた方が良いかなと思います。

社会人になると、どうしても打算が絡んで来るから。

手放しに、恋愛感情だけに倒錯出来る訳じゃないから。

学生時代にやっておけ。と言う事は、色々ある。勉強もそうだし、行事もそう、あれはそこそこ真面目にやっておくと、『あの時もっと真面目にやっていれば』という事にはならない。交友関係も卒業後も続くならば続けた方が良い。追憶に浸る必要が無くなるから。

けれどもやはり一番は恋愛では無かろうか? あれは学生と社会人で全く違うカテゴリだから。


テレビで婚活やら、恋愛バラエティのCMが流れている。結婚相談所の役員は、数値として定められたものを問い掛け、恋愛バラエティは誰が気になったかなどと、矢印で示しにかかる。その裏では絶対的な損得が蠢いていて、決して感情だけの恋愛ではない事が分かる。

私はソファにごろりと寝そべって、何時もの同じで様に読書に励む同居人に声を掛ける。

「瑠衣たぁ〜ん。学校時代にさぁ〜、好きな人誰〜? とか聞かれた〜? 鏡花ちゃん小学生の時が一番酷かったかなぁ。あれ結構な苦行だった」

私をいじめる殆どが男子だった。嫌いならほっとけば良いのに突っかかって来る奴らばかりだった。だから『好きな人』というのはいた事がない。瑠衣とは約束故に恋愛感情を叩き込んで好きになったが、其れが本当の、甘酸っぱい恋愛感情なのかは分からない。

けれども、もしも好きな相手がいたとしたら、恋愛はしておけと言うだろう。瑠衣と結婚して、何不自由ない暮らしをしているが、大人の恋愛というのは、どうしても数字が着いてくる。

数字、つまり打算。貴方にどれだけのお金があって、貴方にどれだけの利益を出せるかという数字。決して甘酸っぱい恋愛が出来るわけじゃない。

瑠衣からの返答はない。何時もの事なので構わず話を続ける。

「私が『居ない』って言うと、こぞって『好きな人が居ないなら作れば良い。見つければ良い』って発言、よくされたなぁ。どうせからかいのネタを増やしたいだけなんだろうけどさぁ」

居たら作ってたよ。甘酸っぱい恋愛とかしてみたかったよ。一切の打算なく。ただ好きという気持ちに流されるまま、はしゃぎたかったよ。居なかったから居ないって答えたんだよ。其れが何故、分からないかな……。

「でもまぁ、甘酸っぱい恋愛はなかったけど、学生時代の可愛くて重い約束とかもそれなりにあったけど、瑠衣たんとくっ付いて満足だよ。社会人の恋愛って、『私は貴方にとってこれだけの事が出来ます』って打算とか数字ばかりが着いて回るからさ。其れがポロッと抜けた恋愛ってのが旨みだよね」

此処で瑠衣が顔を上げる。相変わらず感情の読み取れない目をして此方を見る。でも多分、悪い感情ではない気がする。

本当は純文学にしたかったのですが、変わってしまいました。

料理と同じで、作っているうちに変わってしまうんですよ。


学生時代に恋愛はしておいた方が良いと思います。

もし好きな人が居るならば。

無理にとは言いません。無理して作れば良いとも思いません。


あのね、学生時代の恋愛と社会人の恋愛って違うんですよわ

社会人の恋愛ってみんな結婚を意識してるから、年収とか、相手に何が出来るか(料理とか、法律的な知識)が重要になってくるんですよ。


ただ恋心に倒錯するような、甘酸っぱい恋愛はないと思ってるんですよ。

だから『期限がある』という意味でしておいた方が良い。


別に無理して好きな人を作る必要はありませんよ。

私が捻れているだけなのかも知れませんが、無理して好きになって付き合っても、破滅が待ってそうなので。


だからラブコメ書くのが苦手なのも知れない。


最初、無理やり好きになって、好きだと思い込んで此処まで来てる節があるから、我に返るとたまに不安になるんだよね。

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