リセット
地球では、人妻かつ子持ちの実力を最大限に発揮してディープなチッスをホムンクルスにかます。
異世界最強魔術師様はホムンクルスのリセットボタンを舌に仕込んでやがった。
頭いい童貞が馬鹿すぎる。
こっちの舌を噛み切られないように片手の指を相手の口内につっこみつつ、反対の手はホムンクルスの稼動が鈍くなる首裏を掴む。
くっそ、何でこんなかわい子ちゃんにチスしないといかんのだ! こちとらノーマルだぞこのやろう!!
ついでに頭痛でホムンクルスとの濡れ場まで思い出す。
頭のよすぎる童貞は魔法使いなんだなと心底思う。そしてシネ! って死んでるか。
息切れギリギリで何とかリセットできたようでホムンクルスの抵抗が止む。
痛いなぁと思って手を見ると、第一術式健在なのに指から血が出ていた。
魔法でさくっと指の出血を止めて、大人しくなったホムンクルスを観察する。
大人な用途用にホムンクルスっぽい何かを作って仕えさせるとは何たる変態と戦慄するが、自分にはどうすることもできないので当初目的の室外に出るべく別の扉を開ける。
目の前の光景に触発された頭痛と過去に、なんという鬼畜と戦慄きます。
そこにいたのは黒い鎖で宙吊りにされた白くてふわふわの子供達でした。
いいかげん屋外に出たい・・・・・・。
現実逃避してもしかたがないので勇気を持って通称子供部屋に入ります。ホムンクルスさんも無表情でついてきます。
魔力を吸い上げる特別製の鎖で宙吊りになっているのは耳があって白くてふわふわな兄妹です。
モコモコしていて角もあって、羊を擬人化したらこんな感じかな。
こんなに可愛いのに食用とかこの世界は滅びればいいのにとわりかし真面目に思った。
―この兄妹は、魔力が大幅に底上げされる食材として久々に市場に並んだ。
―それを落札したのがこの身体の持ち主である私だ。
キモすぎて寒気立って身震いします。
食べてはいないようだけど、魔力生成器扱いをするとかマジで鬼畜。
なぜ裸で宙吊りなんだ。シネばいいのに。って死んでますよね。この悪態はどこに向けてつけばいいんだ。
鎖を外そうとしたけれど難しかったのでホムさんにお願いしてみた。
無表情で外してくれた。
子供はびくびくしております。そりゃそうよね。ここ数年宙吊り生活だったのに地面に足がついてるものね・・・・・・。涙なくては語れん。
とりあえず変態に名誉は無いと思う。ついでにこの世界ってか、この体制の社会も無くなっていいと思う。
当座の指針を2つばかり決めた後にやっとこ外への扉を開く。
「一緒に行こう」
そう声をかけるとホム子さんと羊兄妹が無言でついてきた。




