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勾月村

 望月は捜査で見えたものを整理していく。

「埃の厚みを見る限りここが無人になったのは相当前だろう。しかし歩幅と思われる一定間隔で色の違う埃の層を視認した。自然に降り積もった塵には見られないものだ。偽装で上から塵を撒いて足跡を消している。鑑識(かんしき)に回せないので推測止まりだが、靴のサイズと歩幅から判別できたのは最低でも五人といったところか」

 同じ場所を調べていた丸金は口を半開きにして聞き入る。

「犬の飼い主が消えたのはゴミの酸化状態からして1週間以内。使用感のある私物が取り残されている事から少女は想定しない移動を強いられた可能性が高い。足跡が隠蔽されている情報から鑑みるに、虎が現れた時期は少女が連れ去られた後になるわけだが」


「おいおいおいおい」

 目的が脱線する気配を察知した仲前が剣呑な視線を向け話を遮る。

「今度はいるかどうかも判らん被害者のために追跡中断するつもりか? 致命的なタイムロスだ。カマイタチをこのまま行方知れずにしたいらしいな」

「だが、誘拐事件なら被害者を助けるべきだ」

「状況証拠にもなりゃしねえ。少女の持ち物ってのが単なる犬の戦利品でしたなんてのもあり得る話だろうが。近隣に隠れている連中の藪を突いて平穏をかき乱してやるなや」

「事件性がなければ事を荒立てることになってしまうが、廃墟に訪れた人間の足取りまで隠すのは」

「インモラルなご時世じゃ周囲を捜索されたくないのが標準装備なんだよ。地下鉄スラム然り、モール然りだ。うちの基地みたいに呼び込みしてる方がイカれた時代遅れって事をご立派な脳みそで理解しやがれ、クソが」

 神隠し、誘拐、蒸発、変貌、理由も分からず人が居なくなるのが当たり前。それでも望月は秩序や法がまかり通っていた頃と同じ道理を曲げない。

「元から地図に詳細がない村を探索しているんだ。近隣の捜査は並行できない作業じゃない。この施設に訪れた全ての足取りを隠しているなら定期的に訪れやすい2キロ以内、もし寝袋で潜んでいたとしても山中で生活に適した立地は限られる。なおかつ施設側からは見えず、監視ができる位置となれば」

 村上が顎に指を当てて外に視線を滑らせる。

「施設より見通しの効かない低い位置は選ばないか。ここより高く、直線上に弊害物がなく、斜面がなだらか。尚且つ一定期間は虎に襲われずに済んでいたとすれば更に立地が絞られる、と」

「だぁかぁらぁ、山狩りなんてやれる状況じゃねえだろうがよお! かたや腹刺されてる男に、全身ミイラ男、頭かち割られた無協調女とよちよち丸と変貌犬で、屈強な訓練積んだ自衛隊員でもきつい山演習やるつもりかってんだ。二兎を追う者は一兎をも得ずって言葉を直接書き込んだろか!?」


「う、うぅ……」

 丸金は難しい話に置いてけぼりで、変貌犬と共に刺々しい応酬を目で追う首振り人形と化すしかなかった。いつもなら村上が複雑さを噛み砕いて丸金も渦中に引きずり込むところだが、何故かついぞ声がかからない。

 そんな丸金の様子を見守りながら思案していた布引が、考えをまとめて正論で参戦する。

「こんな近距離に排他的な誘拐犯がいるのにご近所さんは気にならないなんてことあるのかなあ? 私はね、女の子も晋作君も誘拐犯も同じ村にいると思うよ」

 村上は視線を上に投げる。

「そりゃな。もしも村人が生存していると仮定して、施設にいた人間が誘拐されていると仮定して、仮定まみれな推理をしちまうなら近隣住民だけは無事なんて話にゃあならんだろうよ。そんでもって村に生き残りがいるとするなら高確率でそいつが犯人で間違いないんだよなあ」

 不穏な空気に耐え切れずに丸金が横を見下ろすと変貌犬も静かに丸金を見上げていた。毛玉に隠れた表情からは何も読み取れやしない。


 両手を挙げた仲前がうんざりとシートに背中を沈める。

「じゃあ、後はどうやって探索するかだな。山中に隠れているなら車は使えない。人海戦術に使える人員もない。残念、手詰まりだ」

 とても人が分け入る領域ではない険しく鬱蒼とした斜面、推測を元に範囲を絞っても施設は西から北にかけて包み込む様に建っている。向こうの景色を遮る壁の名前は鈴鹿山脈。いただき一つではない連なりだ。

 山岳救助隊や自衛隊でも単独ではどうにもならない。ましてや最先端のテクノロジーも登山装備もない。

「狂気じみてる」

「確かにこちらから向かうのは難しい。だから施設で待ち伏せして」

「装備を解除したところでどう見ても屈強な野郎共を襲いにくるかねえ。俺なら拉致より始末、始末より敬遠する。それとも誘拐に適した囮でも配置するか? 都合良くそこにいるもんなあ」

「あっ」

 丸金に視線が集まると、回ってきた役目を感じ取った丸金が身を乗り出す。


 そして勇気を出す前に布引が乱暴に椅子を蹴り上げた。その顔は相変わらずの朗らかな笑顔だ。怒らせた事を悟った丸金は青ざめて口を結ぶ。

「君達は簡単な話を小難しくするのが好きだ」

 長く強靭な人差し指が檻を示す。

「村に行くならワンコに案内してもらえばいいじゃないか。この子は助けを求めて残っていたんだから」

 犬が「ワン」と呼応する。




 埋もれた四つ足に手探りで紐を巻き付けた。どうやら一本は尻尾だったらしく、モサモサ歩く尻を経由した不格好なハーネスとなっている。獣道すら無い茂みに突っ込んでいく変貌犬に躊躇いなく追随する布引は、歩く速度を緩めることなく周囲の枝葉を大振りナイフ一本で刈り取っていく。斜面では踏みしめられた足跡が階段となり、太く盛り上がった木の根を除けば作られた道を辿る様な道のりだ。


 それでも急な斜面は鍛え上げられた隊員にも過酷なもので、ましてや重症人と子供となれば遅れがちにもなる。最後尾の望月は体を引きずりながら膝が震えている丸金を気遣う。

「菅原君、大丈夫か?」

 呼吸を漏らしながら脱力した首を縦に振って空元気を表明する。望月は苦しそうに片膝をつくと荷物の横に丸金を招いた。

「先が判らない山中だ。ここからは背に乗ってくれ」

「怪我、もち、さん、私歩く、いけます、ので」

 目を回しながら首を振る丸金を、望月が溜息をつきながら力強い片腕で抱き上げる。

「自分で動けるだけの体力を残しておくべきだ。君を抱える程度なら大した負担ではないし、怪我ならもう心配いらん。それに、少女は元より荒妻君の探索も自分が押し通した案件なんだ。年端もいかない子供を強行軍に巻き込んでいる罪滅ぼしに付き合ってくれ」

 腕の上で頭を揺らしていた丸金は納得したのか、はたまた体力の限界をきたしたか、そのまま脱力してしまった。


 変貌犬は少し距離のある後方の動きに気づいて振り返って立ち止まり、歩き出した望月を確認すると毛玉から短くはみ出している尻尾を振りながら前進を再開する。

 力技で作られた道から軽くそれた位置で周囲を警戒する仲前が「おい」と不機嫌に声をあげる。

「俺はいつまでお犬様の後を着いてく茶番に付き合ってりゃ良いんだ? 施設からこっち、周辺に獣道の一つも見当たりゃしねえじゃねえか。いっぺん引き返すぞ」

「こっちで合ってるよ。ワンコが追ってるんだから少女はきっとここを通った」

 布引は意に返さず犬のガイドで道を作り続ける。

 苛立った仲前は額の汗を乱暴に拭いながら布引に向かって行く。

「よしんば隠れ里が周辺に実在するとして、道無き道をアホみたいに進んでたんじゃ遭難が関の山だ。相手が数日中に茂みを分け入って往来したってんなら跡は残る。無駄な体力使ってねえで道を探した方が手っ取り早くだなあ」


 朗らかな笑みを浮かべたまま包丁を持った手が仲前に向けられる。そして、彼が険しい顔で立ち止まると刃先は静かに角度を変えた。

「そこで止まれば証拠は足元」

 仲前が銃口で草を掻き分けると、輪状の黒鉄に分厚い牙が並ぶ仕掛けが視界に飛び込んだ。

「錆びてない管理されたトラバサミだね。数日中に茂みを分け入って罠を張ったけれど歩いてきた跡は残さなかったんだ。つまり相手は下草を踏まずに移動しているのかもね。目的地ならそう遠くはないよ。なんなら賭けてみようか。この傾斜を登りきれば村が見える」

 冗談みたいな言い草をして犬を小脇に抱えると、包丁を左の腰元に刀の様に構えて険しい坂道を瞬きの間に駆け抜けた。

 後には花吹雪のように舞い散る緑。

 切り口は膝下から斜めの束が複数ジグザグと模様を作る。

「昔から直感には定評があってね。ほら、あった」

 振り返った布引はガイドでもする様に掌で恭しく先を示した。


 太陽が山の頂に隠れようとしている。

 遅れて到着した望月と丸金も現れた窪地の山村を見下ろした。放置された雑草が壁を伝い、酷ければ屋根を緑が這う。並んでいるのは歴史を感じさせる木造ばかり。そこは時代が止まって外に通じる道も埋もれてしまった廃村に見える。


 村上が草陰に身を潜めながら斜面を下り始める。それを即座に苦虫を噛み潰した顔の仲前が捕まえた。

「待て待て待て蝙蝠。ここに誰が隠れ住んでいるにしろ先に方針を決めておく」

「あちらさんの人数と生活っぷりを探り入れないと話にならんだろ。まずは接触。敵対した場合は誘拐で決め打ちして制圧へ切り替え。人食い民族化で屋内が凄惨工場と化してたら焼き討ちだろ。他に面白い対案があればどぉぞ」

 村を観察していた布引は作戦会議に我関せず、堂々と斜面を歩き出す。

「視線が複数こっちを見てる。私達はとっくに村人側にバレてるよ。このまま気づかないフリして迷い込んだ遭難者として平和的に接触でいいよね」

「なあ暴君、問いかける時は拒否権とか議論の余地残してくんない?」

「同意しか求めてないよ」


 望月に抱えられたまま丸金は笑顔の不穏な大人達を悲しく見つめる。

 これは己の弱さが招いた諍いだ。悪夢のせいで寝不足な頭に、目の前で繰り広げられる残虐行為で磨り減る神経。頑張ると言ったところで布引は敏感に恐怖を察知する。

 この喧嘩を止めるのは簡単だ。丸金が『もう嫌だ』と告げるだけで作戦中止。誰も九つの子供を責めはしないだろう。ただし、そこには落胆と微かな失望が伴うのだ。

 蝙蝠の顔がチラつく。


『愛玩動物のお姫様』


 慎重な足取りで最後尾に続こうとした望月の服をつかんで顔を見上げる。

「自分で歩きます。もう、大丈夫なので」

「先程のトラバサミの件もあるから安全確保が済むまで地上を歩かせたくないんだが」

「望月さんは、私のせいで手が塞がってる時、いつも私を庇って怪我してます。この怪我だって」

 戦闘でついた傷なんて些細なもので、大きな怪我には全て丸金が関わっている。

 たまらなくなった丸金は了承を得ずにゴソゴソと腕がすり抜けて地面に降り立った。

「私のせい」

 七つの頃から何も変わっていない。

 うつむいたまま歩き出した丸金を、望月は再び抱えようとせずに複雑な顔で背を叩く。

「足場が悪い。足元と前はしっかり見て歩くんだ」


 屋根に穴が開いて朽ちた家、崩れかけた石造りの生垣、閑散としているようでいて物陰はいくらでもある。何かが襲い掛かってくる予感を醸した曲がり角を慎重に覗きながら大人達を追いかけた。

 布引は複数の視線と言った。

 気配や視線など読めるはずがない丸金は割れた壁や格子の隙間から家を横目に見るが、真っ暗な屋内は何が在るのか分からない。藁ぶきや木の匂いに交じって潰れた虫の様な苦臭い異臭も微かに感じる。山の向こうに落ちた太陽が窪地の周囲を縁取って圧迫感を強調した。夕暮れもなく急速に夜へと移り変わっていく中で明かりが灯る家はない。

 こんな時こそ陰陽術を使えば安全に偵察ができただろう。そもそも山歩きでも真上から眺めれば探索で仲前が苛立つ事もなかったのだから。

 片目で発動している術を眼帯の上から軽く抑える。

 村上が本の知識で組み上げた術は目札の応用だが複数同時に常時発動させた事がない丸金は、それだけで手いっぱいになってしまった。追加で術を使えば上書き扱いとなり不意に術が解けてしまう危険が伴う。これが貝塚なら、大和なら、一人前の陰陽師なら違ったのだろう。


「私がもっと術を使いこなせたら危険を減らせるのに」

「気に病むな。彼らは危険への対処を熟知している。菅原君のすべき事は大人と張り合う事ではなく、陰陽師としての役目に責任を持つことだ。まずは専門用語や一般教養を学んでいこう。沢山役にたつより大事な一つができない方が問題だ。陰陽師としても、自分達と共に行動する子供としてもだ」

「……はい」


 そうこうしている内に前方では手分けをして屋内を覗き始めたようだった。意を決した望月もあまり崩れていない一軒の戸を遠慮がちに叩く。

「突然の訪問で申し訳ない。誰かいたら返事をしてください。中に入りますが敵意はありません」

 律儀な望月らしく宣言してから戸を開いて静かな屋内を一瞥すると、横にいる丸金を見やる。

「少しだけ覗いてくる。君はここを動かずに何かあればすぐ呼び戻してくれ」

 見通しが良く隣接した建物や物陰もない。少しだけ離れた位置には全員の姿が見える。逆を言えば丸金の事を誰もが見守れる配置だった。下手に動かなければ誰なりと駆け付けてくれるだろう。

「絶対に余計な事しません」

 数々の勝手な行動で信用を無くしている自覚を持った丸金は真剣に答えたが、望月は少し悩んでから屋内に足を踏み入れた。


 窪地の村は山に囲まれて孤立した廃村に見えた。竹の物干し、瓦屋根、テレビのアンテナ、格子窓、手農業にありがたいな古くて錆びた機材達。妖怪がまだ珍しくなかった昔話の時代にありそうな寂れた風景だ。それでも布引は視線が複数こちらを見ていると言っていた。


「ねえ、あんた何処から来たの」


 足元から声をかけられて丸金は飛び跳ねる。慌ててその場で回転して全周囲に視線を走らせたが声の主は見つからない。言いつけ通り急いで声をあげようと息を吸い込む。

「もちづ────」

「怒られるから騒がないでよ。もっと下。ここから声かけてんの!」

 目の前の土壁から視線を床下に移すと、丸金の短い膝下に満たない位置にネズミも通れない格子の付いた小窓が一つ空いていた。その暗闇から覗いているのは明るい髪色の少女の顔だった。反り返った睫毛に薄いチークと紅を差した今時では珍しい装いで村の印象とはどうにも一致しない。

「何、その眼帯。全然似合ってないけど怪我でもしてるわけ?」

「あの、こ、これは、怪我じゃなくて、術が消えたり瞬きとかしちゃうと印が消えるから、ふ、ふ、封印しとかなきゃいけなくて」

「だっさ。その年で中二病患ってるとかご愁傷様だわ」

「病気じゃないです。間違って印が消えちゃわないようにって村上さんが」

「もうその話題終わっていいよ。あんた名前はなんていうの」

「菅原丸金です」

「ふーん。ねえ、退屈そうだから遊んであげる。うちに入ってきたら?」

「え!? で、でも動いちゃ駄目って言われてるので、許可を、もらわないと」

「少しくらい良いのよ」

「絶対って、絶対って約束したので。絶対って」

「あんた友達いないでしょ。つまんない子ね」

「うっ……」

 困惑した丸金は指示を求めて視線を巡らす。勝手をすれば減点される。落ちる所まで落ちた信用の更なる下は追求したくない。

 呼んだわけではないが、玄関先を覗いていた布引が丸金を振り返って目を合わせた。そして一人でいるのに眉を寄せて速足で引き返してくる。そして覗いていた家から見知らぬ男達が彼女の後に続く。これを見てとった村上と仲前も引き金に指を置きつつ銃口は下げて丸金を目指す。


 指示をくだしてくれる大人が戻ってくることに安堵して、丸金は落ち着いて床下の少女に視線を戻す。

「私の保護者が戻ってきます。村の人に会えたみたいで」

 それを聞いた少女から表情が抜け落ちる。

「話しかけんな。あたしがここに居た事バラしたら殺すから」

 格子からゆっくりと少女が離れていく。膝より下の床下だ。動くとなれば這いずるしかないだろう。だが、そんな所で綺麗に化粧を施している少女が何をしているのだろうか。

 何をというよりは何故かを考える必要があるだろう。


 そう、例えば誘拐された少女が逃げ出して来たのなら床下に居ても不思議ではない。


「待っ!?」

 呼びかけようとして丸金はすぐに口を押える。その直後には口角を引き攣らせた布引が笑顔に怒りを滲ませて横に立っていた。その後ろにいる見知らぬ男達も。

「私から丸金を引き離しておきながらお願い一つも通らないのか。小さな子から目を離さないでって意味がどうして男衆に伝わらないのかもどかしいよ。羽秋さん、すぐに戻ってこようか」

 柔和で彫りの薄い老人が自分の頭より高い位置にある布引の肩を叩いて「まあまあ。周辺に化け物はいないようですから」と宥めているのも丸金には遠く聞こえる。


 望月に約束した絶対動かないは置物になるという意味ではない。動揺で察するのが遅れてしまった。まずはその可能性を考えて然るべきだった。その場に棒立ちの丸金でも助けを求める少女であれば情報を引き出せていたはずだ。

 もう1人の小太りの中年が丸金の頭を撫でて目を薄く細める。

「可愛らしいお子さんだ。とても辺鄙な所だから疲れただろう。後でお菓子なんぞを用意してあげようね。こんな世の中ではお母さんも気苦労が耐えないでしょう。廃村紛いなもので大したもてなしはできませんが、我が勾月(まがつ)村でゆっくりと休んでいってください」

 完全なる失態だ。

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