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世界最強の劣等生剣魔士  作者: 高橋創将
春の襲撃編
1/49

序章

 ──剣と魔法。


  誰しもが羨む理想の世界。煌めく刃に、自由に思い通りにできる魔法。その2つがある世界はどれだけ素晴らしいことなのだろうか。



  西暦2030年頃より始まった急激な寒冷化により、資源物質がこの世から消えつつあった。その時に起こったのが『第3次世界大戦(WWⅢ)』。傍観している国がない、真の世界大戦。それは約20年で終わった。


 結果、【国際連合】は解散。

 アメリカが北アメリカ大陸と南アメリカ大陸を吸収し、『アメリカ合衆国』に。

 ロシアと中国は同盟国、『RC連合国』となりアジア(日本以外)を吸収。

 エジプトがアフリカ大陸の北側を吸収し、『エジプト連合』に。

 南アフリカ共和国がアフリカ大陸の南側を吸収し、『南アフリカ連合』に。

 イギリスがヨーロッパ全域を吸収(吸収とはなっているが、同盟を結んだだけである――)し、『EU統一連合』に。

 日本、オーストラリアとその他諸国は孤立状態。



  こんな状況が続くこと15年。今まで『超能力』と言われていたものが『魔法』という言葉に変わり、その『魔法』を使える者―『魔法師』―の取り合いにより、『第4次世界大戦(WWⅣ)』勃発。


 アメリカ合衆国とRC同盟国とEU統一連合とエジプト連合との戦い。傍観していた国は、南アフリカ連合と日本とオーストラリアその他諸国。この戦いに日本は参加ができなかった。


 日本は手を出さず、じっと見ているだけしかできなかった。結果、それぞれの国で『魔法師』を育成するということで一件落着。経った1年で終えた。



  そこから125年経った西暦2192年。全世界を巻き込んだ『第5次世界大戦(WWⅤ)』が始まった。


 RC同盟国がEU統一連合とエジプト連合と南アフリカ連合と戦争になった。


 結果は、アメリカ合衆国と日本の協力により一時冷戦状態に。

  この冷戦状態にする為の裏には、ある者達が動いていた。



 ──《剣魔士けんまし》──


 そう呼ばれた彼ら。

  剣と魔法の両方を操る特殊能力を持った人間達。その者達の協力により、この『第5次世界大戦』は冷戦状態となっている。


  この《剣魔士》が生まれたのは日本。核兵器を『剣』で断ち切ったのがきっかけだ。魔法をも使って。


  日本は《剣魔士》を国家指定重要戦闘員として『剣魔士部隊』という特殊部隊を作った。目的は「戦争をやめさせること」。その為ならば人を殺そうが何しようが構わない。それが彼らの目的だ。

  その協力により、『第5次世界大戦』は冷戦状態に、そして冷戦状態から2年でこの戦いは終わった。

  この功績により《剣魔士》の地位は格段と上がった。

 

  だが、それから研究を進めていくうちに、誰でも剣と魔法を操ることができると判明した。すなわち、《剣魔士》は特別な力ではなく『人間』が所有するスキルというわけだ。だが、それでも優劣というものは存在する。


  優等生と劣等生。


  この区別をつける為に、教育課程において優等生と劣等生とでクラスを分けた。


  ──《剣魔士育成機関》──


 その中に分類される《剣魔士高等学校》。この学校は西暦2000年頃で言う『高等学校』になる。つまり『高校生』。高校のうちでもう、優等生と劣等生というものに分けられてしまう。


 ──しかし、その区別はただの入学テスト。入ってから優等生になることもある。


 ──また、優等生が劣等生として入学することも可能なのである。

どうも!初めまして、もしくはお久しぶりです高橋です。


ご覧の通り新作です。

ここまで読んでくださった方、ありがとうございます!


今後ともどうぞよろしくお願いします!


ではでは!

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