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人生楽しく異世界転生  作者: 初雪
第二章三年前へ
9/15

これはもう、呪いだね(キラッ☆)

何よりもまず!

謝罪から!

申し訳ありません!

四話の「ニューライフスタート」についてなんですが。

操作を誤り、文が消えました。

その際書き直しをしたのですが。

ぶっちゃけ話の内容も変わり、この語の物語進行に大きく変化があります。

なにとぞご理解いただきたいと思います。

なんか最近、どんどん人間やめる要素が増えて行ってる気がします、ハイ。

目の前に自宅(城)を前にしみじみとする第二皇子、ルシウス・アンタレス。

こうなってしまったのはほんのギルドで説明を受けてからのこと。





「それでですね、ルシウス様、今回は何よりも御自分のステータスの異常性に気付いていただくことから始めます。」

「・・・ハイ、お願いします。」

そんなにおかしいのか。俺のステータス。

「まずですね、ステータスの隣の文字について説明させていただきます。」

「このアルファベットのことですか?」

「ええ…ってなんで知ってるんですか、アルファベットのことを。これはギルドでも結構重要なところで使われているもので、ギルドメンバーでもこれは階級を表すくらいにしか使われていないものですよ!?」

しまった、いたって普通に使われてるもんだから結構、普及してるもんなんだと思ってた。

「ええと、それはですね・・・」

不味い、なんも思いつかない。

「はあ、もういいです、あなたの異常さはよく理解しました。にしてもなんで漏れているんでしょうか、アルファベットの事が。」

大仰にため息をついたミリスさんの表情はすでにあきらめの色が浮かんでいる。

「そんなに不味いものなんですか?」

「・・・もうここまで来たら隠すのは無意味ですね、ですがルシウス様、一つ誓ってください。」

どういってミリスさんは腰を曲げる。

「なんでしょう。」

面倒事じゃないといいんだが。

「このことを、どうか秘密にしておいてください。」

「いいですよ。」

良かった、全然面倒事じゃない。

「…ありがとうございます。」

一瞬いぶかしげな表情をしたミリスさんは、その表情を崩すことなく続ける。

「それで、アルファベットの事でしたね、これは百年前にあった勇者召喚の際に召喚された勇者様の使用していたものを使っているのです。」

「へえ、そうなんですか。」

うーん、だれかは知らんがいいのかなあ、そんなことして。

「もしかして、ルシウス様、アルファベットでの読み書きができたりしますか。」

「ええ、まあ。」

よっぽど言語体系が変わっていなければ可能の筈・・・だよな。

「そうですか。というかものすごく話、ずれてるじゃないですか、もう私この後も仕事たっぷりとあるんですからね、では大まかに説明していきますよ、もう。」

なんか、ミリスさんのキャラがどんどん崩壊していってる気がする。

「お願いします。」

そうしてミリスさんの説明が始まった。




説明を要約するとこうだ。

・ギルドはランク制で、最下位のFから始まり、Aクラスになると、特別な試験を受け、S、SS、SSS、EXと、なっていく。

・ランクは一定以上の依頼をこなすと上がる

・ステータスもランクとほぼ同様の表示らしい。

・魔物の場合はクラスではなく、レートであらわされ、Fレートから始まり、E、D、C、B、A、S、SS、SSS、EXレートまでが人類の倒せたレベルで、それ以上の存在は災害クラス、天災クラス、神話クラスまであるらしい


「と、言うわけなのですが・・・時にルシウス様、一般成人男性の平均ステータスはご存知ですか?」

急だな、まあしいて言うなら・・・

「Aランクくらいですかね。」

「そんなわけないでしょう。」

もうこいつには救いようがない、そんな目でミリスさんが俺を見る。

「え?」

「いいですか、ルシウス様、筋力がAもあればそれは素手の殴打で軽く岩を叩き壊せます。」

その言葉に一瞬思考が停止し、改めてギルドカードに目をやる。

「なんか、すいません。」




ってことがあった訳なんだよね。

まあもう気にしてはないんだけども。

「よし、自己記録更新!」

眼前に目的地を控え、飛行魔法を解除する、ルシウス。

(ギルドで色々なことがあってつかれたし、とっとと部屋でくつろごう。)

いつもならこのまま気配を消して城へと帰るのだが、今日はちがった。


《スキル習得を達成》

スキル・隠密を取得しました。

スキル・飛翔を獲得しました。

《スキル、隠密と飛翔獲得により称号を獲得》

称号・暗殺者(アサシン)を獲得しました。

称号・蒼天の矢(ブルー・アロー)を獲得しました。


「・・・・・・・・・」

久しぶりに聞いたかと思えば何?!

暗殺者?蒼天の矢?痛い!痛すぎる!

てかさ、俺皇子だよね、普通必要か?皇子の称号に暗殺者って必要なのか?


《称号獲得条件を達成》

称号・理不尽を嘆くものを獲得しました。


「もういいよ!」

そして叫ぶと。


《称号獲得条件を達成》

称号・恥知らずの皇子様を獲得。


もう、だめな気がする。

ルシウスのライフはゼロよ!


《称号獲得条件を達成》

称号・恥知らずの皇子様(笑)を獲得。


あれ、なんでだろう、目から変な汗が・・・

一人で漫才じみたことをしている俺の背中に声がかかる。

「あれ?ルーシィ?こんなところで何してるの、て言うか君今日王宮剣術を学ぶ日じゃなかったかい?」

こ、この声は。

「ホ、ホルスト兄さん。」

不味い!不味い不味い!なんでこんなところに兄さんが!

「それに、そのサーベル、そんなもの持ってたっけ?」

鋭いなあもう。

「いや、そのこれは、何でもないよ、サーベルはそこらに落ちてて・・・」

そこらに落ちちててって、子供のいいわけか!

あ、俺、実年齢10歳だったわ。

じゃなくて、そうじゃなくて!

「そんなわけないだろ?はあ、父上には言わないでおいてあげるから、話してごらんよ。」

「ほんとに!?」

ええ、兄さんマジ天使。

「ああ、嘘はつかない」

「じゃあ、赫赫云々で・・・」

兄さんの好意に甘え、俺は洗いざらい話す。

「ふんふん、なるほどねえ、ギルドに・・・・分かった、父さんには言わないよ、その代わり。」

な、なんですとッ!

「ギルドでの土産話をしっかりと僕に聞かせてよ。」

俺は唖然としていた。

(きっと、兄さんには一生かなわねえや)

そして俺は答える。

「もちろんさ!兄さん。」

と。

すいません、1月1日、変更しました。

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