世界の歩き方 日本編
日本帝国について
男系女性天皇制を摂る。
参議院、衆議院の2院体制は維持されている。
三権分立も維持している。
天皇の権利は皇族専用の軍の保持と任命権と拒否権がある。
GDP0.5%が皇軍の予算に回される。帝国軍は1.5%の配分(陸空海で0.5%づつが基本)だ。
新規装備等の開発は合同で行ったり、単独で行ったりと開発するもので分けている。最近の流れでは新装備を皇軍、標準化を帝国軍という分担が主流である。
国体が大きく変わった所は軍隊の保持。自国での自産自消活動を推進していること。領土が大きくなったこともあって、舵を切った。
エネルギー問題については、海藻、みどりむしから、代替オイルが生産できるため、プラントある限り、特殊な燃料などは仕方ないとしても輸入に頼ることは殆ど無くなった。もちろん風力発電、水力発電なども残っている。
領土については、樺太から台湾までを領土と謡っている。沖ノ鳥島などの島々が海面が下がったことや諸々の地殻変動で直径20km程の島として新たな大地となっている所もある。
だが、地図上の話で生活圏は名古屋から西側となっている。関東地方は魔物の巣窟で、東北地方は人外の自治区と別れている。
首都は岡山、主人公たちは紀伊半島に位置している。紀南には太平洋側最大の海軍基地もある。
同盟国として、UK(英国+アイルランド)にインド連合国(インドから東のミャンマー)に東アメリカ合衆国(ワシントンDCを中心とした東海岸線部分)、アラビア首長国連邦(トルコから南のイエメン)がある。
軍事同盟を結んでいるのはUKと東アメリカ合衆国の2ヶ国。
天皇元首とする国家は、太平洋諸島連合国と東亜共和国がある。冠は同じだが、それぞれ別の国家である。しかし他の同盟国家より絆は太い。
敵対国は表立っているものは無し。日本の西にある大陸がえぐり取られたため、近くの国家が無くなったせいである。唯一、白ロシアがあるが、西部主体で東側は放棄状態。つまり魔物の地のためどうにもならない。
孤島ではあるが、放置できない国という認識を海外からはもたれている。
選挙については、兵役を1期(4年)以上を努め上げ、退役した時点で付与される。志願兵のみ、臨時徴兵には付与されない。
因みに臨時徴兵は魔物襲撃の防衛活動でたまに実施されることがあるが、現在は兵力が整ってきているため、20年程は大規模な臨時徴兵は実施していない。基本、軍人の次は予備役で最後に臨時となる。あっても予備役まで。
選挙権と被選挙権の両方である。
現在、それでは数が足りないと問題にされたため、高校を含む軍学校出身者にも付与されることになった。
学校は小学校6年、中学校4年でここまで義務教育が施される。
高校4年、大学4年~となっている。
現在は高校を卒業すれば、就職になる。大学は専門学を学ぶ所になっている。国の研究機関の一部でもある。
選挙権が欲しい人は高校卒業後、入隊するのが主流である。
人外との交流は、覚醒の夜以降の混乱時に意思疎通できる人外の一団と国を守り、お互いをお互いが認めるようになったが、生活様式が全然かみ合わないことから、西の人類圏、東北の人外圏と棲み分けることにした。間に魔物の地域を挟んだのは、ある意味緩衝地帯ともいえる。