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第七話 力の宝石


 なんとかブラックドラゴンを倒した僕たち。


 旅人がこちらに来て


 「あ、あんたらすげーな。こんな簡単にブラックドラゴンを倒すなんて」

 旅人は僕たちに向かって言う。



 「そんなことないです。僕たちも少しは苦戦しましたし」

 僕はそう答える。



 「助けてくれたお礼に何かやるよ」

 旅人はそう答える。



 「じゃあ!力の宝石って持ってる?」

 アズサが聞いた。


 確かにそれを求めてここまで来たんだ。


 「力の宝石か。・・・あ!あれか!」

 旅人はアイテムボックスの中に手を入れ


 そして赤く光る宝石を見せる。


 もしかしてこれが。


 「これが力の宝石だ。武器の強化として使うようなものだがそんなにこれがほしいのか?」

 旅人が言う。



 「はい、どうしても。能力の力を少し抑えるために」

 僕はそう答える。



 「能力?聞いたことがないな。能力とは何だ?」

 旅人が聞いた。



 能力を知らない?


 アズサ、能力ってみんな持っているものなんじゃないの?

 

 多分、能力はユウトだけだよ。

 普通は能力なんてないはずだよ。

 そうなのか、なら僕ってすごい人なんじゃ。


 「あ、あの?」

 旅人が聞いてくる。


 「あ、ああごめんなさい。能力とは自分に秘めた力って言えばいいのかな?

 僕の能力を一つ言うなら、全力パワーアップというものでこれは僕が武器を抜いた瞬間僕と横に居るアズサにパワーがアップするもので、

 サポートの能力みたいなものです」

 僕はそう答える。



 「なるほど、それは凄いですね。分かりました、では助けてくれたのであげますよ」

 旅人は力の宝石を僕に渡す。



 すると、

 僕の手に置かれた力の宝石は光の帯が現れ僕を包み込む。


 ?!何が起きて!?


 そして帯はす~と消えていった。



 「な、何が起きたの?」

 僕はアズサに向かって聞く。



 「わ、分かんない。急に光の帯が出てきてそれでユウトが包まれてそしてす~と消えた」

 アズサはそう答える。


 僕の手のひらには力の宝石がキラキラと輝いていた。


 「すごいものを見せてもらいました。私はアモン。

 ただの旅人です。

 また、どこか出会いがあれば会いましょう」

 そう言いアモンさんはグレート火山から下っていった。



 ありがとうアモンさん。


 「こ、これでユウトは死ななくて済む。よかった〜」

 アズサはへにゃりと座り込む。



 「アズサ、ここはグレート火山だよ。

 敵が襲ってきたらどうするの?」

 僕がアズサに向かって言う。



 「ユウトはもう最強だよ。あ、ちょうどいいところにマグマスライムが」

 アズサは立ち上がり



 「剣を抜いて見て」

 アズサは言う。


 「わ、分かった」

 僕は剣を抜いたすると!



 こ、これは!?

 力の宝石を手にする前はそこまで力は流れ込んでこなかった。


 でも、今は!


 「凄い、この力があれば」

 僕はマグマスライムに向かって走り



 「はああ!」

 僕は剣を振る。

 すると、マグマスライムはいとも簡単に斬れそしてドロッとしたものになった。


 す、凄い。これが最強。


 剣はまだ鉄の剣だから攻撃力はそこまでだけど強い武器にしたら・・・・。



 凄くワクワクしてきた。

 僕は、まだまだ強くなるよアレン。


 アレンは僕を捨てたことを後悔することになるんじゃないのかな?




 

コメントと評価お願いします。

 あと、誤字脱字も。


 力の宝石を手に入れたユウト、次はどこに行くのかな?

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