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第四話 魔法


 僕とアズサは火山道を進んでいく。


 すると、僕たちを待ち伏せしていた魔物が現れる。


 それはゴブリンだ。

 ゴブリン、頭が賢く、殺した冒険者の剣や槍、防具などをつけている。  



 「ゴブリンです。どうします?」

 アズサが聞いてきた。


 「倒すだけだ」

 

 ゴブリンがこちらに襲いかかる!

 槍が僕の頬をかすめる。


 やるな、だけど!


 「はあ!」

 僕の剣はゴブリンの首を一瞬にして斬り落とす。



 「私も!はあー!」

アズサも拳でゴブリンを倒していく。


 これくらいの魔物なら、ズンズン進んでいける。


 しかし、僕はこのグレート火山をなめていた。


 どかーん!


 ?!

 今のは火球?!


 僕が顔を上げるとそこにはドラゴンが飛んでいた。

 あれは、レッドドラゴン。

 しかも10体はいるぞ!


 「ゆ、ユウト!あれだけのドラゴンはやばいよ!逃げよう!」

 アズサが僕の手を引っ張る。


 だけど!


 僕はアズサの手を振りほどき

 構える。


 「例え相手が多くても逃げるわけにはいかない」


 「でも!いくらとてつもなく強くても相手は10体だよ!

 数で翻弄されてやられるよ!

 無駄な戦いなんて意味がないよ!」

 アズサは僕に向かって言う。


 でも!僕は逃げない!


 来る!


 レッドドラゴン達は一気に急降下して僕に向かって飛んでくる!



 この数なら!これで!


 「ホワイトアイスサンダー!」

 すると白い光の雷がレッドドラゴン全員の頭に落ちる!


 そしてホワイトアイスサンダーを直撃したレッドドラゴン達はバタリと倒れていった。


 「ゆ、ユウト。その技何?聞いたことない」

 アズサが聞いてくる。




 「ホワイトアイスサンダー、光、氷、雷の3つの属性が混じった魔法だよ」

 僕はそう答える。


 「三属性が混じってるの!?そんなの聞いたことない!

 一体、何者なのユウトって」

 アズサが聞いてきた。



 「うーん、もしかしてアズサは見たことないの?三属性の魔法は。

 普通は一属性、例えばファイアなら火属性だよね」

 

 「うん」


 「まずは片手にファイア、もう片方にアイス。

 アイスは氷属性の魔法だ。

 そしてこれを!」

 僕は2つの魔法を合体させる!


 すると!

 炎のように燃える青い火が出来る。


 「それはなんて言う魔法?」

 アズサが聞いてくる。



 「アイスファイア。火属性と氷属性が混じった魔法だよ、ドラゴンには氷属性は聞くけど火属性はいまいちだから、他の属性を合体させて倒すと意外と簡単に倒せるもんだよ」

 僕はそう答えた。





 

 

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