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第ニ十話 考えを改める者


 自分と戦うことになるなんて!


 「はあ!」


 「あまい!」

 くっ!

 攻撃を的確に防いでいる、こいつ自分のハズなのに強い。



 「それなら!流星レイン!」

 僕は手を上に掲げるすると上から沢山の流星が落ちてくる!


 ふん、流星レインか。


 「こんなもの!うおー!!!」

 男は流星をことごとく斬り落とした。


 ?!


 「今だ!クイックスラッシュ!!」


 スパン!

 かすった?!

 いまのを避けたのか!?


 「へへへ、やるじゃねぇか。

 俺に傷をつけたのはお前が初めてだぜ」

 

 ?!

 ごふぅ!


 男は一瞬で僕の眼の前現れ気合い砲で吹き飛ばした。


 くっ!!!!


 強い、あり得ない。

 僕は、無双できる強さを手に入れたはず。

 な、なんで!


  ?!


 男は一瞬でユウトの前に移動し


 「ユウトー!!!!」

 アズサが叫ぶ。


 「終わりだ、お前は力に溺れた弱者というわけだ」

 男が剣を振り下ろそうとする。


 力に溺れた・・・そっか僕は自分が強くなりすぎておかしくなっていたんだ。

 自分の力を過信しすぎて相手をなめていたんだ。

 そっか、僕は間違った力の使い方をしていたんだ。


 なら!!


 カン!

 まだ、終わるわけには!・・・いかない!



 くっ!あの少年、力の使い方を分かったようだな。


 ?!

 「エッジスラッシュ」


 「くっ」


 攻撃が当たる!

 僕はもう力に溺れない!


 「おらよ!喰らえ!」

 気合い砲か!


 なら!


 ジャンプ強化で!

 

!?何?!飛んだ。



 「これが僕の必殺技!渾身斬り!!!」


 「ふっ、こいつは勝て・・・」

 スパン!!!



  ユウト。


 「はぁ、はぁ、はぁ。

 渾身斬りを完全には使えなかった。

 でも勝てた」


 「ユウト!」

 アズサが駆け寄る。


 「勝てたよアズサ。

 アズサも一緒に強くなろうね」

 僕はアズサに向かって言う。



 アズサは頷く。

 私は、ユウトのお荷物なのかな。



 「ふふふ」


 ?!


 「な、なんで生きて!?」

 それは僕が倒した男が立っていた。



 「よく俺を倒した。褒美をやろう」

 男は手のひらから光るペンダントを僕に渡す。

 透き通るような透明なペンダント。



 「これは?」

 僕が男に聞く。



 「これは真実のペンダントだ。

 聞いたことないか?」

 男がそういった。


 真実のペンダント?聞いたことない。



 「アズサ知ってる?」

 僕がアズサに向かって聞く。



 「え?ううん知らないよ」

 アズサはそう答える。




 「真実のペンダントは嘘や化けるなどの能力を暴く物だ。

 使い方はペンダントを持ってその者を思うだけの簡単なことだ」

 男はそう答える。



 ふ~ん使い方は簡単だ。

 まぁ使う事は少ないのが残念だけど。




 


 

 

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