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ep.14 天才少年 a
カキカキカキ…カタン
今は満月の夜。
「さてと、今日はここまでにしとこっと。」
ピコンピコンピコンピコン…
今日はレナ、ダン、シルク、アイミが集まっていた。シグナルが出ていたのはこの学校らしい。
「この学校だな。」
ダンが辺りを見渡していった。実はシルクが話せることは本猫から聞いている。
「アイミちゃん、無理しちゃだめよ。」
「だいじょーぶ!眠くないよー!」
電子神戸中学校…?あ、この学校って確か電子が取り柄だ。
「夜の散歩かーい♪」
ギルメルだ。
「シャッ!シャアーーーーーーーーー!!」
シルクはアンヌに変身し、ギルメルに飛びかかろうとした。
「アンヌちゃん落ち着いて!」
「弟の敵!」
アンヌは怒りを抑えるのに必死になっている。それをギルメルが挑発する。
「ふん!あんた達なんか一ひねりよ。」
その時、青い物がギルメルに向かって飛んできた。