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ep.12 もののけの家 b

「あら、かわいい黒猫ちゃん。」

レナがなでようとしたとき、白猫が草むらから出てきて二人に威嚇した。

「シャーーー！」

黒猫を守ろうとしているように見えた。

「はっ、あなたたちも仲間なのですにゃ？」

猫がしゃべった。

「えっ？」

レナとアイミは驚いた。

「初めまして、私は青空シルクと申します。そして、チェンジ！」

猫が人に変身した。器用に首輪を外して左手につけた。

「この時の姿はアンヌと呼んで下さいませ。この黒猫は弟のナロンと言います。この子は黒猫と言うだけで不吉がられ、病弱なのに誰にも世話をしてもらえず、猫だった私は毎日この子のご飯持ってきていました。私の白いサポーターフェアリーのレンの力で人間になることが出来るようになり、私は世話をすることが出来るようになったのです。」

「ふーん♪」

ギルメルだ。