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エッセイアラカルト

よく理解できないものを卓球に置き換えて脳に浸透させる会 第①回定例会議《ラグビー》

作者: 降井田むさし

ラグビーはよく理解できない。ルールや反則の複雑さは僕の頭では捌ききれない。理解できる球技は、ドッジボールまでだ。あとはバスケットボールも何とか付いていける。でも、どうやってもラグビーのルールだけがしっかりと理解できない。


バスケットボールのルールのなかの、ボールを持ってからの時間制限がようやく理解できたレベルだ。ラグビーの試合で、なぜその場面で笛が吹かれたのかを理解できるまでには、時間がかかりそうだ。ラグビーで納得できる笛は、今はほとんどない。


ラグビーは、実際にやったことのない人には理解が無理なものだと思っている。ラグビーは、身体で覚えないと覚えられないものだと思っている。僕は卓球を学生時代はやってきて、卓球の知識はある方だ。だから、卓球に置き換えれば、なんとかいけそうな気がする。


ラグビーには、ノットリリースザボールという反則があるらしい。ノットリリースザボールとは、ボールを持っている選手がタックルをされて倒れ込んだのに、ずっとボールを持ったまま離さないという反則みたいだ。


卓球で言うと、長時間ボールを手に持っていたり、ずっと台を使ってボールを弾ませたりしていて、なかなかサーブを打たないといった行為に似ている、ということにしておこう。


ラグビーには、ノックオンという反則があるらしい。ノックオンは、ボールを掴み損ねて、前に溢してしまう反則みたいだ。


卓球で言うと、しっかりと当てはまるものはないかもしれない。でも、強いて言うなら、相手にスマッシュを打たれて、必死で返そうとしたら、ラケットの側面に当たって、予想外の方向に飛んでいってしまった、みたいな状況に似ているだろう。


結論を言うと、ラグビーのルールは、時間をかけて覚えないと覚えられないくらい、難しいということだ。

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