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独り言 ~詩かエッセイか何なのか~  作者: 藤谷 K介(武 頼庵)
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りある

今、自分が存在している場所


朝起きて思った事

ここは本当に現実なのかなぁって


自分が今いる場所は本物なのか

曖昧な境界で続く世界に生きている


隣にいる人は本物なのか?

この体は本物なのか?


ヒトと話す機会が減ってきた

代わりにパソコンなどの画面を見る事が多くなった


声を耳で聞くのではなく

自分のクチから声を発することもなく


画面に向けて指を動かす

静かにただ静かに


ゲームが好きだった子供の頃は

その世界の中に入りたいと願った


入っていたい

出たくないと願った


でもそれは仮想の自分で本物じゃない

長く続けるうちに疑問が浮かぶ


どっちが本当の自分なのか?


画面の中か……画面の外か……


時代が進み更に強化線が曖昧になった


画面の中ではいくらでも演じられる

楽しい人物、怖い人物、優しい人物


時にそちらに引っ張られていく人格

時になりたいと思う人格


どちらも同じ自分

なりたい人格であり、なりたくない人格


でも


隣にいる人は、周りにいる人は温かい

身体も心も……


周りにいる人とは話し合える

直接耳でクチで言葉で行動で


すべては現実で

画面の中で起きてる事も

時間と共に起きている現象で現実


リアル

言葉が常時定着した今


バーチャル

ソーシャル

リアル


忘れてはいけないこと

そこに存在する人物とは自分なのだと

そして自分は温もりを持っているのだと

現実にそこに存在する人なのだと



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