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独り言 ~詩かエッセイか何なのか~  作者: 藤谷 K介(武 頼庵)
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作品の船

眼を開ける前に小鳥の話声が聞こえる…



そのたびに安どする

今日もまた生きてたなぁと

それから五感が戻ってきてようやく目を覚ます


時間がかかる朝の眼覚め

もう慣れたけど

薬の残る身体は重くまだ自分の想い通りには動いてくれない時もある


起きてから入れるコーヒー

席についてお湯が沸くまでの間にPCを立ち上げ


カップにはもうコーヒーの粉が入っている。もちろんインスタントだ

昔はちゃんと挽いた豆のコーヒーを入れていたけど、身体の受け付けない作業が増えた今はできない事が多い

仕方なく市販のモノを使う

それでも満足だ


マグカップにたっぷりと入ったコーヒーにミルクふだけを入れる

それが好きな飲み方


そしてカップを持っていつもの席に座る

見つめる画面の先には言葉の世界


このなろうの世界


言葉の海原に自分の作品という子船を浮かべていく

まだ少ないけれど、どれもまだ先が見えない大きな船になる可能性は秘めて居る

言葉を紡いでいくことが楽しい

言葉を聞いてもらえて楽しい

読んでもらえるからまた続きを書く

そんな繰り返しで船はここまで大きくなっていた。


私は椅子の背もたれに乗りかかりりながらその船を見ている。


最近始めたモノに原案というものが有ってそれもサン作品4隻の船になった。


コレラを見ながら自分で笑う。


よくぞここまで来てくれたなって。


俺は何もできないのにい良くここまでと。


知り合いの看護師さんは優しい声で言葉で先を照らし、痛い箇所に針を打ってくれる


こんな俺がここまで来れたのは荒波にもまれている作品と言う名の船を探して見守ってくれている皆様であ


自分一人の世界ではないこの世界で見つけた方々。


読んで感想をくれる方々。


グクマという形で応援してくれる方々


本当にありがたい


この体が動いている間はこの世界に居続けたい


面白い船を浮かべながら


浮かぶ物語を誰かの手に渡しながら


さぁ今日も起きている

楽しい一日の、始まりだ!!


コーヒーを片手に机に座る自分


煙草にカチッと火をつける


今日こそ感動できる話を

今日こそ泣かせる話を

忘れる前に書いてしまおう


自分の中でだけ完結するなんてもったいないから


いまPCの前から書こうとしてる


ようやく動く指でポチポチと


この物語は始まったばかりだ

拡がりを持たせなきゃ


それが俺の物語だから

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