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独り言 ~詩かエッセイか何なのか~  作者: 藤谷 K介(武 頼庵)
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ゲンコツ

昔…小さい頃は良く怒られた。


周りに住む大人たちからも良く怒られた。


何をするにも自由で楽しい毎日だったけど


それを大人たちが温かく見守ってくれていたからだと


同じくらいの歳になった今更に思う


悪いことをしたら怒られる


たとえ自分の子供でなくても当たり前のように


それがあの頃の普通の風景だった


いつからだろうか…


大人が子供を叱る・怒る事をしなくなったの…


いつからだろうか…


大人が子供に恐怖を覚え、避けるようになったのは…


あの頃のゲンコツは痛かった。


眼から星が飛び散るほど


あの頃の言葉は怖かった


眼から涙があふれて止まらないほど


自分たちは今、子供たちに何を教えられているだろうか


悪いことは悪いと言えているだろうか


近所のオヤジさんは怖かったけど


近所のおばさんはうるさかったけど


自分たちに向けてくれる愛があったように思う


そんな大人が少なくなった


自分はそんな大人になれるかな


そんな時代がまた訪れるのだろうか…



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