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独り言 ~詩かエッセイか何なのか~  作者: 藤谷 K介(武 頼庵)
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物語

 あるところにお爺さんとお婆さんが暮らしていました

 この二人いつもケンカばかりで村の中でも有名な仲の悪い夫婦でした


 お爺さんは山へ薪を取りに

 お婆さんは畑で種をまいていました


 お婆さんが少し休もうかと腰を下ろしたとき

 そこへ見知らぬ若者が駆け込んできました


 お爺さんが倒れてる


 慌てたお婆さんは山へお爺さんを助けに行きます


 山で薪を取っていたお爺さんのところに

 そこへ見知らぬ若者が駆け込んできました


 お婆さんが足を切って動けなくなってる


 お爺さんはあわてて山を下りていきます


 途中でばったりと二人は出会いました


 おまえ足を切ったんじゃ?

 お前さんこそ倒れたんじゃ?


 二人はハッと気づきます


「「 嘘か!? 」」


 あわてて二人は元の場所へ戻りましたが

 若者の姿はありませんでした


 仕事を終えて家に帰った二人は

 気まずそうに腰を下ろします


 ありがとうお婆さん来てくれて

 ありがとうお爺さん心配してくれて


 二人本当は互いに思いやる心が

 表に出せないでいたのです


 村人が素直になることを教えてくれたのでした


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