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独り言 ~詩かエッセイか何なのか~  作者: 藤谷 K介(武 頼庵)
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うそ

 全てが無駄になっても

 自分を偽ってでも


 つづられていくのは言葉の綾で

 優しい話も

 差し出した手でさえも


 裏にあるのは

 優しいウソ


 自分にはできないから

 自分には持てないから


 言葉にするたび続ける偽り


 大切なものも

 触れられるものでさえ

 切り落とされる


 隠されたのは

 怖いウソ


 世間からは置いて行かれたくない

 周りからハブられたくない


 心にフタをして閉じ込めて

 周りにいつも同調して


 楽しさの放棄

 絶望からの逃避


 受け入れられないとすぐに上塗りして

 それでも続ける


 私は嘘をつく


 自分自身に

 か弱い心に


 私自身に嘘をつく


 確かなものは闇の中


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