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独り言 ~詩かエッセイか何なのか~  作者: 藤谷 K介(武 頼庵)
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 小さい頃、お父さん教えてもらった

「好きな人と虹の下をくぐるとずっと一緒にいられるんだぞ」

 その時、私はお父さんとくぐるんだとずっと言っていたらしい


 少し大きくなってもその話を信じて疑わなかった

 少し大きくなった私は恋をした

 この人と虹をくぐるんだって思うんだけど


 そしてその恋もしばらくすると無くなってしまう

 そんな日が続いてた

 もっと大きくなった私


 今その隣には一人の男性がいる

「あの虹を二人でくぐることが目標だね」

 そんなことを言う彼


 私は気づく

 虹をくぐるから一緒にいられるんじゃない

 くぐろうとしてる間ずっと一緒なのだと


 いつかこの人とくぐれたらいいな

 彼を見上げながら心の中で私は思った


子供の頃よく言われてました

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