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独り言 ~詩かエッセイか何なのか~  作者: 藤谷 K介(武 頼庵)
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ノンフィクション


 ガラクタを積み上げていくように

 目の前に広がる仮想を取り払う

 ありきたりなままの毎日

 交差点を行きかう本音を隠す人


 想像の先を越えられる

 どこからでもそこへとたどり着けると

 苦い思いも心地よい夢も

 幻のように振り払う


 重なる過剰なほどの沈黙に

 揺り落とされて行く自信の欠片

 君は笑っていた それでも歩いていた

 現実という荒ぶる波の中でも


 感じなくなるのは痛みなのだろうか

 それとも失くしていく心の内か

 曖昧なままの旅路の果てに

 繰り返す誰かを下げるための眼差し


 後悔の中を漂い泳ぎ

 辿り着いたのは目的の無い道

 淋しさだって喜びだってさ

 魔法のように溶け込んでいく


 目をそらしても巡る景色

 同じだけの時を刻んでも

 虚構の中で殻に閉じこもる

 強がるだけが守れるただ一つの事


 同じ経験を何度も重ねていくように

 積みあがったものだけを信じて生きていく

 ありきたりだと思った毎日も

 立ち止まる事を恐れて進めない人


 想像の先を越えていく

 今の位置からずっと続いてる

 酸いも甘いも目の前にある現実

 消えてしまわぬように手を伸ばす


 いつもと違うと感じるのなら

 気付かずに進んだ分岐点

 変えられることが出来るのもまた自分

 そこに今いる存在だから


 ノンフィクション


ではまた次回!!

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