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独り言 ~詩かエッセイか何なのか~  作者: 藤谷 K介(武 頼庵)
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遠望

望むものを目指して

困難に立ち向かって行く

手の中からそれが零れそうでも

歯を食いしばって耐えている


遠い世界では自分だけでは

何もできないと分かっている

今ここに立っている時間(あいだ)にも

未来は先へと進んでいく


知っては繰り返して

大きな壁を登れずにいた

どれが正確でどれもが誤りで

わずかに残ったプライドが揺らいだ


幼い時から望んでいた未来に

歳を重ねた自分がいるけど

完全なる不完全な将来とは

隙間から覗いた分の世界


叶った事も叶えた事も

誰もが力を尽くした証

一人ではない事の真実で

『自分だけ』という思いは幻


その先を見て

一歩でも前へ進むだろう

それが出来るからこそ

変えられる明日


今だけを見つめていても

何も変えられないまま

光もあって闇もあるけど

それが生きるという事


誰もが笑って暮らせる未来へ

切り開いていけるだろうか

僕らは一歩をだせるだろうか

僅かな輝きだけの光の先へ






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