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独り言 ~詩かエッセイか何なのか~  作者: 藤谷 K介(武 頼庵)
125/144

深淵

良く見えているのは表面

新しいことに引きずられて

流れるままに忘れていく

本当の心のありかを


底に溜まった想いの塊

沈んだままの真実の声

耳を塞いだりもした

聞こえないようにしたことが偽り


湖面に波立つは風のおかげか

揺らめく感情はその深淵で

眠りについて時間(とき)が経ち

光が通らない闇に捕らわれる


良く見られたいがための虚勢

周りと違う事への不安

それが大人の事情なら

心に(あかり)が届くはずもない


急いで走ってきたこの道は

自分の何を変えてくれた?

めぐる季節と時間の中

やってきたことは自己犠牲


湖面に揺らめく光の粒でも

美しさは深淵には届かない

寂しさの中で時間(とき)が経ち

寒くて暗い静かな場所で眠る日々


知らないことだらけの内面

知ってるふりしている外面

毎朝目を覚まして思う事

「今日が来て良かった」なんて嘯いて


虚勢を張り続ける事で得る安心感

周りと違うからこその存在感

それが大人の在り方ならば

心に(あかり)が届くはずもない


深淵に沈む心には光が届くことはない


お読み頂いた皆様に感謝を!!


 最近急ピッチで更新になっているような気がするこの『独り言』ですが、2020年以降2年間空いているという事を考えれば、その分を補っている……いや、補って余りある更新になっているのかもしれませんね。


 ただ、この『独り言』は読まれないことを前提にして更新していましたので、最近反応いただけて嬉しいです。


 基本は不定期な更新になりますが、お目に留まったらまたお立ち寄りいただけると嬉しいです!!

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