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独り言 ~詩かエッセイか何なのか~  作者: 藤谷 K介(武 頼庵)
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偽物

表に出ている自分は

飾りを盛り着飾った

言葉遣いも行動も

何もかもが程遠いモノ


本当は弱いくせに

声だけは大きく出しても

周りはいつも知らんぷりで

偽りの姿と知っていた


キリがない 当てがない

そんな思いは日常に

何もしてない 何もできない

威勢だらけで過ごしていく


世間で言う常識に踊らされ

周りに合わせたつもりが

転がるように落ちていく

この思いも造り物


そろそろ曝け出せ

恥だなんだと笑い飛ばして

隠していた姿を

ついに見せる時が来たんだ


交わした言葉の裏には

見せられない真実が有って

勢いだけでこれからも

繋がり合えると誤魔化した


自分の中の怪物が

「お前は誰だ?」と問いかける

そんな事にも無関心

仮面を着けて踊ってる


愛がない 恋じゃない

誰も見ていない本心は

考えられない 気にもしない

でも中身を見たら傷だらけ


穏やかに話しているのは

決して内面を見せずに

醜い笑顔をしたままの

偽物の仮面をつけた僕


外さないように歩いてる

弱い自分を見せないように

知らない誰かを避けながら

必至に偽物を演じてる


僕の偽物は僕自身

一緒にいるからわかる事

どちらが本物かなんて関係ない

それが偽物の僕だから



お読み頂いた皆様に感謝を!!


久しぶりの二日連続投稿!!

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