僕は僕のまま
目的を先に持って入った場所も
ただの通過点でしかないと認識とき
僕は僕のままでいられるのだろうか
友達と言う名の敵と競いあう毎日
昨日と変わらない景色を見つめる
だれにだって未来はあって
そんな未来に押しつぶされていく
不安でも笑顔で向かい合う
騙し合いとも同じ箱の中
どこかで待ってる光に導かれる
未来が将来に変わる瞬間
ただの通り道が現実だと思い知らされる
僕は僕を信じられるのか
正面から向き合った友がいう
『お前は変わらいよ』という言葉を信じられず
どこにでもあるような生活が
だれにでも提供れるモノじゃないと知る
期待を涙が邪魔をする実感
同じ道を歩いていたはずなのに
いつの間にか評価され区別されていく
探していた確かな明日へ 手を伸ばして
曖昧な理屈と容赦のない成長
周りの喧噪に情けない声が漏れる
自分の影に怖れ後ずさる
掴みかけた進歩を自ら否定した
出会いは別れを呼んで
大事なのにそれでも待ってくれない
情けない辛さにも見てみないふり
自分が嫌になった放課後の虹
恋をしたって愛には育たなくて
当たり前だと気が付かないまま
減ってしまった時間を知らずに
冷たくなった手をポケットにしまった
明日が来ると思った あまりに当たり前すぎて
何にでもなれてどこまでも行ける
甘く考えていた
それが難しいことも知らずに
先を生きる自分が見えてなくて
曖昧な毎日を進んでいたら
届かなくなった背中に
一人取り残されていく
迷い導かれたその世界に
相変わらずな僕が佇んでいて
想像でしかなかった世界で
手を握り締め立ち尽くす僕がいる




