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独り言 ~詩かエッセイか何なのか~  作者: 藤谷 K介(武 頼庵)
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パズル

小さい頃の魔法の言葉を口ずさむ

何も考えていなかったから

落ちた音に自分で驚いた


人が繰り返す 歴史が繰り返す

生まれて滅び そして未来へ繋ぐ

時々それが怖くなっていたりして


なかなか解けない公式を夢中で

夜中まで悩み続けた見上げた星空

綺麗な光に目を瞑ったりした


自分の立ち位置ばかりを気にして

手にできなかった夢への一歩を

前のことだからと心にとどめた


時計(じかん)の針は動いてる 

誰にも邪魔される事がないように

今も自分の心の中で少しずつでも先に


欲しいと思った物 願った事

自分と他人(ひと)との違いなんて

考える暇もないまま生きるから楽しいんだ


叶うことない言葉を口ずさむ

何も考えられないから

未来(さき)を見つけようとした


自分で繰り返す 同じことを繰り返す

作っては壊して そして残していく

今ではそれが想い出だったりして


なかなか解けないパズルを夢中で

解こうとして見上げた友達の笑顔

心が温まる気がして胸を押さえた


感情の置き場を失っていて

手にできなかったあなたへの一歩を

そこで立ち止まったままなのは自分だった


限りなく小さな可能性も

とても大きなチャンスだと思う

これからなんだと思う


時計(じかん)の針は動いてる 

誰にも邪魔される事がないように

今も自分の心の中で少しずつでも先に


なかなか解けないパズルを夢中で

解こうとして見上げた君が笑った

心が熱くなる気がして胸を押さえた


それから僕は空を見てる

小さい頃の魔法の言葉を口ずさみながら

何ができるなんて考えずに


変わらない景色なんかじゃない

変わったのは僕であり 君であり

胸の中の時計(みらい)の針を動かすパズルの様だ


だから僕は笑う そしてみんなで笑う

昨日という帰り道を探して

明日という世界をまた夢見て


様々なピースを合わせて自分がいる

そして自分をうめるピースを探していく

一つ また一つ

こんな作品はどうすかね?

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