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独り言 ~詩かエッセイか何なのか~  作者: 藤谷 K介(武 頼庵)
100/144

ランナー

名もない吟遊詩人が歌う

ここではない彼の地のエイユウ

心躍らせて胸を熱くさせてきた

自分だけのヒーローだと 夢の中の英雄だと


世間知らずだった僕 

やる瀬ない現状に 奮い立たせて来た瞳

襲い来るあっとう的な失望と挫折

向かってくる欲望とせん望

足りないものだらけで膝を折り地を叩いた


つないだ手も握った手も 勝手に振りほどいた

進む 進む ただ進む ただただ進む

自分だけはと足掻いた世界

ちっぽけだって情けないって泣きながら打ちひしがれて

「何かをやり遂げた」そんな勲章をもらうことに執着しすぎた

そしている場所を失くしていく


いつだって一緒にいて泣いて笑って進んだパーティー

近づいたと思った 温かいと思った

その中で自分の立ち位置を忘れていく

闘い続けなければならないアイデンティティーとともに


Bilive in your serf

and

do your best

try to

try go

闘い続けるための歌


緑色(あおい)草木が柔い風にうたう

寝転んだ顔の上を綿帽子がふわふわ浮かんで飛んでいく

心に描いた戦いに疲れて 戦いに明け暮れて

こうして眠ったらもうおきられないかも?

いつの日か抜け殻になったらこのままでもいいかと思う

自分が亡くなっていく 今の戦場(世界)はボクには窮屈だ

変われるものなら 誰にでも変わってあげるのに

そんな事できないと知っているのに空に向かい愚痴る


失って気づいて 傷つけて離れてく

涙を流すキミに背を向けることしかできず ただ逃げる

見上げた空は満点に輝く星で明るくて

後ろからくる仲間()によって 

星からあざ笑われることを盛大に希望に代えてくれる

ここまで来ても足りない自分

もう知っているのに 知って家うはずなのに後戻りはできなくて


繋いだ絆 繋いだ想い 背負う背中の重い

開けないままの行き先 明けないままの朝日

多くの声援も 聞こえる絶賛も

今の自分にはどうでもいい事ばかり


あの時何となく走り出した

あの時何となく目指した

あの時輝いていた 英雄と言う名の夢を

ぼくはまだ追いかけ続けている

誰の為? キミの為? 僕の為?

想いは一つじゃないのに重いのはどうしてなんだろう

欲しいのは手にするかすかな温もり


誰のために行く

誰もが目指した世界 誰もがいけぬ世界

忘れられていく一人の英雄

それでいい

でもそんなんじゃない

忘れて忘れられていくそんな陽炎

ぼくはそんな世界の冒険者


追いかけて 追いかけて

追いかけすぎて 立ち止まる

Bilive in your serf

and

do your best

try to

try go

闘い続けるための歌

みんなの為の歌 


やっと書けた(*^▽^*)

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