表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
70/108

サラちゃんアメーバ作ってみた

サラ達は、5階ボスの毒アメーバを倒した結果、猛毒粘液1個と毒粘液18個手に入れた。あと、ボス部屋の壁を採掘して紫水晶を5個手に入れた。


アイテム説明をみると、猛毒粘液で毒アメーバ、毒粘液で毒アメーバ(小)を作れるみたいだけど、こいつらをサラのダンジョンに配置すと5階以上の強さになってしまう。今一番プレイヤーが集まっている階は2〜4階なので、そこを狙って普通のアメーバを増やす事にした。


「ボクのチャンネルのお気に入り登録ヨロシクミャ!シーユーミャー!」


隣にいるハナちゃんはパソコンのカメラに向かって手を振って実況ライブを終了した。


「フゥー、疲れたミャ。遅くなっちゃったけどお昼ご飯食べるミャ」


ハナちゃんはパソコンの横に積んであるサメ缶(鰐鮫(デスクロコシャーク)の缶詰)を手に取り蓋を開けてプラスチックの皿に移した。


「サラちゃんはお昼ご飯は食べない派だったミャよね?ボクだけ食べてわるいけど食べちゃうミャ」


サラは大丈夫と、コクリとうなずいた。


「じゃあイタダキマスミャー」


お皿に頭を突っ込んでガツガツ食べはじめた。


ハナちゃんは女の子みたいなのに、こう言う所はワイルドなのよね。猫人として野生の本能があるのかな?


そんなハナちゃんをちょっとだけドキドキしながらのぞきつつゲームを続ける。


ショップ画面をだして粘液以外のアイテムを全て売ると所持ポイントがギリギリ1000Pに届いたので迷わず培養ポットを買った。


MYダンジョンに戻って設置すると、何と2×2の4マスもの大きさがあって3×3の床スペースを圧迫した。


何とかLの字型の空きスペースが5マスあるので、最初から配置していた昇り階段、降り階段とアメーバ1匹を置いてあと2マス空いている。


さっそく培養ポットをタッチして培養画面を開く。


培養可能


アメーバ

材料

粘液5個


アメーバという文字をタッチする。


粘液5個消費されます培養しますか?

YES・NO


YESをタッチすると、ポットの中が培養液が満たされて、残り5分と表示された。


ポットをタッチしてみると、


アイテムを養分として与えるとパラメータが変わります。何か与えますか?


と、表示されたが、あいにくアイテムは全て売ってしまったので持っていない。また次の機会にやってみよう。


5分待っていると、ポツポツとプレイヤーが探索に来て、狭すぎるサラのダンジョンに困惑しつつもアメーバを倒して去っていった。プレイヤーが階段を降りると、+1Pと表示されサラのポイントが増える。


MYダンジョンに来たプレイヤーにダメージを与えると、そのプレイヤーが階段を降りた時にポイントが入るとダンジョン説明で教えてもらった。階段を降りた時にって言うのが重要で、プレイヤーを死なせてしまうとポイントが入らない様で、死なないギリギリのダメージを与えるのが良いみたいだ。


あと、探索したプレイヤーがMYダンジョンをお気に入り登録をしてくれると、またそのダンジョンに来る確率が上がるので、プレイヤーが喜ぶダンジョン作りも考えないといけない。


色々考えている内に、ハナちゃんがごはんを食べ終えて、6階の探索をはじめて即死した。防御力が無さすぎるから防具を買うお金を貯めるようにアドバイスしたので、また1〜4階で粘液集めをはじめた。


そして5分経ったので、培養ポットのアメーバが完成した。


アメーバを増やすとダンジョンがどう変わるか楽しみだわ。予想通りだといいのだけど。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ