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1年?の成長

初戦闘から1年?がたった。

というのもこの世界暦が曖昧だ。地球と違いこの惑星は神々がつくったのでこの惑星が銀河の中心になり太陽と月が回っているのだそうだ。ディーナに確認したから間違いない。そうすると地球と違って365日で太陽の周り一周弱だから365日で1年にしよう、何てことにはならない。そもそもなまじ魔法が発達しているせいでその他の学問が疎かになっておりこの世界の人間は宇宙に目を向けない。ただステータスの年齢が人間の場合360日で1つ歳をとる。かといってこの世界の人はそれを当たり前だと思っているのだろう365日。で1つ歳をとることに何かしら名前をつけたりはしていない。

さらにこの世界では種族によって歳をとる日にちが違う。例えば母さんのようなドラゴン母さん曰く人間が一生を終えても1歳も増えないと言っていた。恐るべしドラゴンだ。歳をとるまでの日数を数えようと思ったこともあったらしいが途中で飽5きたそうだ。ただしエルフやドワーフなどと言った亜人種は人間と同様に歳をとる。エルフは500〜600歳ドワーフは200〜300歳が平均寿命だってさやっぱりファンタジーだね。ちなみに進化するとこの理からも外れるそうだ。ハイエルフのマリー姉さん50年前に進化してか1歳も増えてないそうだ。俺自身ステータスの歳が増えなかった時は焦った。

まぁなんだかんだ言って初戦闘から360日、この世界に来てからは360日以上たったということだ。

さらに母さんから旅に出る許可ももらうことができた。

そこで俺のステータスをみせようでわないか。


名前:リュウ・プロミネンス Lv86

年齢:15

種族:竜人


称号

竜神の息子、戦乙女の弟子、シスターキラー、 鬼ごっこマスター 、妖精王(オベロン)、女神の愛、竜よりの人?、武器精霊のお父さん


ジョブ:魔法剣士

ユニークジョブ:勇者


HP:15400/15400

MP:23800/23800

力:2380

魔:2800

防:2000

速:2560

精:2000


スキル

経験値取得lv5 スキルレベル成長促進lv5 魔法の才能lv5 野生の感lv5 マップlv5 アイテムボックスlv5

刀術lv5 抜刀術lv5 身体強化lv5 状態異常無効lv5 竜魔法lv5 無手lv5 忍足lv4 不屈lv4 鍛冶lv4


ユニークスキル

勇者、竜の心、精霊の源、真理眼


見てくれこのステータスかなり成長した。

まぁ姉さん達や母さんにはまだ勝てないんだけどね!

さてステータスについていろいろ説明しよう。

まず武器精霊のお父さんこれはユニークスキルの精霊の源に関係する。このユニークスキルは俺が正式に精霊王になった時というよりもエフィーと結婚を決意した時に手に入ったものだ。何でも俺の魔力を精霊や妖精を誕生させる元にすることができるそうだ。そして、これはたまたまなのだがエフィー達に作ってもらった刀、精霊刀【黒鉄】

に魔力がどれくらい通るか確認作業をしている時に黒鉄が精霊化してしまったのだ。自然以外を司る精霊は初めてでみんながビックリしていた。黒鉄は精霊化したせいで人化もできるようになった。俺のことをトト様って言ってついてくるんだよ。可愛いだろ?

あと女の子だから名前を呼ぶときはクロと呼ぶようにしている。髪が綺麗な黒色で黒鉄より女の子っぽいからだ。この子はいずれ精霊王の仲間入りをするそうだ。何で?って聞いたら「精霊王が生み出してただ1人しかいないのだから当たり前だろう」と言われた。その時俺は、その話に納得する以前にクロは独りぼっちなんだなと思った。そこで俺は土の精霊王に頼んで鍛冶を覚えたのだ。これからは俺がクロの仲間を増やしていく。と意気込んで鍛冶スキルを取ったのだがその後に母さんから聞いた話だと俺が武器精霊を生み出したことで武器精霊の概念が世界の理に刻まれ一定条件を満たせば自然に生まれるようになったんだとか。よくわからないが、まぁ鍛冶スキルが無駄になることはないだろうと無理やり納得することにした。

無手スキルは刀が折れた時に別の修行ということでひたすら殴り合いをさせられた。一方的に殴られていたとも言う。

忍足スキルは鬼ごっこにかくれんぼのルールを追加されて隠れるのに必死になった時に身についた。

不屈スキルは挫折しそうな修行に耐えた証だと俺は思う。いや、そう思いたいんだ。

真理眼は、母さんから旅に出る許可をもらった次の日にはゲットしていた。さすがディーナきちんと約束を守ってくれた。しかし人外にステータス何て意味がないことは今までの修行でよくわかった。あまりお世話になることもないだろう。


まぁステータスはこんところだ。

そしていきなりだが俺は明日旅に出る。

エフィーは最初ついて来たがっていたのだが精霊女王の仕事がどうこうで各精霊王に止められて渋々諦めていた。姉さん達は俺を見送った後自分たちの居場所に帰るそうだ。母さんはいつでもここで待ってると言ってくれた。涙が出たのは内緒だ。

結局一緒に行くのはクロだけだ。

トト様とずっと一緒です。なんて言われたら断れない。まぁ娘にして俺の武器でもあるので連れて行くのは絶対だ。


明日が楽しみだ。今日は多分寝付けないだろう。



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