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新木くんのねんきんせいかつ  作者: 王石 勉
第2章:新木くんのねんきんせいかつ(失楽園)
16/27

15.そうぐう

(´・ω・`)平成最後の投稿。

森の中を触手を使って枝から枝へ飛び回る謎の地衣類、新木です。


森の地面は謎の大型生物が一杯で怖くて降りれません。

まあ、木の上には大蛇が居るけどね。

現在、100戦連勝中です。

蛇玉美味しい。

味の無くなった玉は弾に使えます。

本日は大胆に枝を揺らすとやって来る謎の牛を何とかしたいと思います。

いやね、木の上を移動すると牛がやってきて追いかけて来るんです。

他の牛と遭遇すると合流して追いかけてくるので、巻くのに凄い大変。

一匹の状態で倒す事が出来れば牛さん大暴走を防ぐ事が出来るはずです。

先ず枝を揺らします。

しつこく揺らすと茂みの中からツノが多い牛さんが出てきます。

牛さんは辺りを警戒しています…。

何を探しているのでしょうか?

牛さん上を見ないので俺は発見されていない。

少なくとも気が付いていない。

良く解りませんが触手を伸ばし。

直上から牛さんの後頭部。

たぶん脳幹の辺りに味無し蛇玉を圧縮空気で打ち込みます。

その綺麗な顔?を吹き飛ばしてやるぜ!!

はい、牛さん倒れてピクピクしてます。

枝からぶら下がり触手で牛さんを突いてみる。

ほう、瀕死です。

実は牛さんにも牛玉は有るのか?を確認したかった。

ペレット有るのは鳥類のハズです。

色違いの大蛇を倒して解剖してみましたが。

消化器官では無いのは間違い有りません。

謎の器官蛇玉。

牛玉が有ればこの惑星の脊椎動物に備わっている標準器官なのでしょう。

まあ、俺は地衣類なので装備していないケドね。

探しても無かったから…。

さくさく牛さんの内臓を解体キャトルミューティレーションする。

実は触手の先を刃物に変化できます!!

但し、お腹が空くと出来ません。

内臓を引き出すと…。やはり心臓の隣に有りました、牛玉です。

この生物も心臓とほぼ同じ大きさ…。

流石牛玉、大きいな。

美味そうな牛玉です。

体内に収納すると牛玉の味が広がります。

うむ!蛇玉も美味いが牛玉も美味い。

店長!お代わりだ!!

力が漲って元気に成ると触手が増える!

取りあえず牛さんの生態に迫ります。

やはり草食動物の様子です。

胃が大きい。

奥歯の形が臼型です。

草食なのに気性が荒いのは何故だろうか?

解剖が進むと…。何か他の生物が近づいて来ます。

知らない赤外線分布だ。

触手を身体に収納して木の幹の上で固まる。

草むらから出てきたのは犬の集団です。

狼かも知れません。

牛さんより二周り小さい。

警戒しながら近づいて来ます。

湯気を立てる牛さんの解体片をスンスン匂いを嗅いでいます。

未だ俺に気が付いていない…。

数が多いのでココは逃げでしょう。

犬だから木には登れないハズ…。

ネコならやばかった。

(空気圧縮)を殺して木の上で身を隠していると犬達の食事が始まった。

ほう…。群れで生活しているのか…。

一応観察は欠かせません。

たぶん、狼だね。

リーダーらしき個体も居る。

未だ成体に成っていない個体も…。

全ての狼の食事が終わると牛の骨と肉を残して立ち去って行った。

よし、他の生物が来ないうちに移動しよう。

何となく狼の生態は解った。

牛玉の味で枝から枝に飛び移る。

途中に枝からぶら下がって周囲を確認。

望遠モードで飛び移る木の枝を確認してルートを設定!

一応赤道を目指して向かっている。

ほら…。俺、今は寒いの苦手だから。

猿型の生き物は居たのでひょっとしたらこの惑星の住人(人類)が居るかもしれません。

どんな宇宙人が居るのか楽しみ。

爬虫類人類か昆虫人類か?

一応、会った時の挨拶は考えてあります。

何度目かの進路確認で遠くで争う人影が…。(赤外線)

集音パラボラに身体を変形させ先端の触手に(振動)が聞こえる…。

何を言っているか解らないが人の声だ。

やった!人類だ!!

この日の為に練習した人型に変身して手足を伸ばして枝を進む。

頭部に変形した可視光線受光部により争う人々を確認する。

むっ?いかんぞ刃物を持っている、原住民(ガイジンさん)だ!!

木々の間を触手を使って飛び跳ねる。

向き合う人類の脇に降り立ち声を掛ける!

(ペプソマ~ン!!)

君達(ぷっ)争いごとは(しゅ~~~)辞めたまえ(~~~~~~~~)!!」

人に変身して腰に手を当てメタルな(触手)の手のひらを向ける!

『うがああああああぁ!!』

緑色の顔色のおっさんが丸太で俺の頭部の触手を殴った。(モルゲッソヨ!!)

親父にも殴られた事がないのに!!(あります。)

衝撃は感じるが痛くない。

くっ!圧縮空気では伝わらなかった!!

頭を触手に変更して丸太の威力を受け流しながら歌舞伎の獅子の舞で頭を伸ばして緑色のおっさんの後頭部を殴る。

デカイおっさんは白目を向いてそのまま倒れた。

ヤングで肌色に近い人類が剣をこちらに向けたままだ。

うむ、表情からは驚いた顔だ。

ココからはパントマイムで伝えるのだ!


両手の先を両肩に自分の胸の前で交差して(わたしは。)


右に身体を傾け両手を相手に広げ(貴方と)


再度、自分の前で腕を交差する(お友達!!。)


更に繰り返し身体を左に傾ける(貴方と、わたしは、お友達!!)


完璧なパントマイムだ!!


コレこそ異世界文明とのファースト・コンタクト!!

自転車で空飛ばないと人差し指を交差することが出来ない!!


残念ながらこの世界の人類にはSFの心得は無かった。

(´・ω・`)諸君、退位の礼は終わっているので。現時点の我が国は”皇帝の居ない4月”だっ!




(´・ω・`)…。(時代が変わってしまう。)

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