第7話・身体の柔らかさ
バレエをするには絶対必須なもの。それは「身体のやわらかさ!」 です。
この一言につきます。バレエを踊って楽しむには、かつ人にも踊りを見せて楽しませるには身体が柔らかくないとできません。
身体が柔らかいってどういうこと?
バレエを踊るには、身体が柔らかくないと、怪我をする可能性が大きくなります。だからレッスン前に身体をほぐしておいたり、温める目的で軽くストレッチをして、バーレッスンにつきます。
身体の柔らかさを示す 目安の1つに「スプリッツ」と言う言葉があります。
バレエの場合は最低限スプリッツといって胴体と足を垂直に(前後ろに)180度広げられることです。バレエを全然知らないひとには驚かれますが、最低限これができないと足だって90度以上には上がれないし、アラベスクやアティチュードだって無理です。
ですので上手な人は例外なく身体が柔らかいです。スプリッツは当然として後ろの足に向けて上体を倒します。そこまでできると、ドンキでジャンプのときに軽く飛んでも180度足を空中でのばせます。それはもう見事なバレエのポージングです。
アラベスクだって150度はあがります。ただそこまでいこうと思えばこれはもうなかなかできることではありません。
かようにバレエの道は狭く険しい。
足首慣らしからはじめてスプリッツだけは根気のない怠け者の私だってレッスンがなくとも毎晩しています。身体の柔らかさはバレエをやるには必須です。ただバレエの雰囲気だけ味わいたい人はそこまでやらなくとも簡単なストレッチだけで十分です。
絶対柔らかくしたい人は地道ですがお風呂上りに身体の温まっているときに柔軟体操をして、酢のものを積極的に取る。
無理は禁物です。怪我の元。
ゆっくり年数かけてやるしかないですね。こればかりは。
私も発展途上中です。