第50話・再び・甲の話
甲の話、以前にも少ししましたがもう1回。
私は実は甲が全然出ていません。甲が出ている人本当にうらやましいです。そして甲が出ている人はそれだけでバレエを踊るに有利です。ポワントで立つと上手そうに見えます。そして上品そうにもみえます。甲が出ていいのは本当に見栄えがします。
解剖学的には無理やり甲を出すと本当によくないらしい。怪我の元。
きょ骨という部分がポワントになる時前に出る状態が甲がでるというらしいです。もともとはくぼんでいていいらしいです。
とすれば、甲さえ出ればいいというものではない。
しかし見栄えはよくしたいので某バレエ用品店で甲パッドを見つけてため息をつく私。
だけど発表会でもそんなの付けて踊っている人もないし、先生もすすめない。あれは誰が買っているのだろうか? でも売っているってことは使う人もいるってこと。
バレエの先生にはぷっくり甲の人が多いような気がします。ポワントをはいてすくっと立つ。足のラインの美しい人が立つ。私は甲も見ますので本当甲の美しい人は見惚れてしまいます。ああ、羨ましいバレエ甲ポワント足、そういう人は例外なくバレエ体型。全部私にはないものです。
私が芸術家だったらこういうのキャンバスに描くのに。(バレエ映画をもし造れる身分になったら絶対甲と足のラインの美しい人を出します! 主人公のあこがれの人として!)




