第25話・ポワント降板!
先日レッスンに行きました。厄日というのか朝から何となく気がすすまないと思う日ってあるじゃないですか。バレエがイヤじゃなくていろいろなことが。子供が朝からケンカした。おなかがいたい、とか。お米があると思ってたらもうなかったとか。
ポットにお湯がなかった。おしょうゆがきれていた。(所帯くさい)
車のフロントガラスにはとのフンが落ちていた。等。
まあ、そういう日でした。だけどバレエすると何もかも一生懸命なのでそういうことは気にならないはず。だけどその日は違った。
基礎のバーレッスンから左のつま先になんだかイヤ~な感触がする。この変なもやもやは「?」「…?」 と思いながらもレッスンしたわけです。体が温まると今度はポワントに履きかえる。
ポワントでえいっと立つとその変な違和感は痛みに変化しました。
「巻き爪だーーーーーっ」
巻き爪は痛い。何年か前にそれ、しました。
「なんてこった再発したんだ…だけどこれはまだ初めのほうだ。だからまあ今日はこのくらいならポワントでセンターにも出れるだろ」
…と思っていましたが違いました。
ポワントの足ならしからしてもう痛い。巻き爪ってこんな急に痛むだろうか? いや違う、バレエをしているからだ。つま先使うから、ポワント履くから急に傷んだのか? とりあえず私はここでポワント苦手だけど巻き爪の痛みが加わるとこれはもう「拷問靴」!!
痛すぎてピケですっとたてない。初心者がよくやる、膝曲げてから立つ…それならやっと、というかこれじゃ全然ダメではないか。
とうとう途中でポワントを脱いでバレーシューズに履きかえる。そしてそのままセンターへ。
ポワント集団の中でバレエシューズの女一匹。これは目立つ。先生の目が心なしかきつい。いや素通りだろう。ポワントレッスンだから。この中でバレエシューズで踊るのはかな~り楽だけど、ストレスがある。ポワント集団の中でのバレエシューズは上手に踊れても意味がない。ポワント履きたての人よりもずっとずっと劣るのだ。案の定、1つも注意もしてもらえなかった。自分が一番悪いのだけどがっくりした。
帰宅後爪を子細に見つめる裸足の哀しい女。つま先をぎゅーと押さえるとやっぱり痛い。先月深爪したのが悪かったのだ。形成外科に通院するなら保険が効かないし、3万円ぐらいとられたかな? やだ~お金かかるのやだ~。
でもまだこれは軽症かな? と気を取り直す。普通のくつを履いて普通に歩くだけなら全然痛くないし。ポワントを履いてはじめて痛みを感じるし。
消毒用の脱脂綿を小さくちぎって爪と皮膚の間にはさみこむ。前回の巻き爪で覚えた応急処置だ。このままでしばらく過ごそう。軽いうちならこれで治るし。
バレエってポワント履きこなせなきゃ意味がない。少なくとも私にとっては。早く~治さなきゃ…ですね…。




