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第15話・産後バレエその1

 経産婦です。

 私のバレエ歴は

①子供のころ、

②独身貴族時代

③産後。

 いまは③の産後バレエです。産後バレエって書き方はよくないかもしれないが自分的にはそうなので。

 さて①と②には大きな差がある。

 何が違うって自分で稼いだお金で教えていただくバレエはその分元をとろう? と無意識的に思うせいか子供時代に習っていた時よりも「上手になりたい欲望が強い」と思う。子供時代のように親にお教室に連れていかれて、ただ何となくバレエしているという感覚がない。


 子供の時はただひたすら先生が怖くてバーレッスンのときでも先生が順番にこっちの方へ近づくとああ何を言われるか注意されるかはたまた怒られるのかと戦々恐々としていました。

「わからないところありませんかー、はい、ないですねーじゃあ、音楽かけますねー」とか言われてもわからないまま。大体子供が大人の先生にここわからないよお、とかはっきり言えない。(いまどきの子供は先生にもため口をきくらしいですが)

 それで音楽がかかっても立ちつくすできの悪い万年4列目の私含む数人の子供達。先生のお怒り炸裂!

「だからさっきわからないところないかってきいたでしょっ!!」

 発表会なんか「どうしていつもでも同じ所で止まっちゃうの、早く振付覚えなさいっ!!」という先生の怒号と剣幕におされて泣き出す子もいました。

 私は泣かない生徒だったが何度言われてもできない、できの悪い生徒だったので、かまってもらった記憶はなし、ほめてもらった記憶もないという有様。スプリッツもクラスの一番最後にやっとできた、と思ったら「あらいつのまにかできてたわ、」と言われただけ。(この子やっとできたのね、やれやれ…という意味合いは子供心にわかりました)


 子供クラスの教えをされるいる先生、もしこのエッセイを読んでいただけるならばどうかできの悪い目立たない子供でもほめてやってください。本当にあの時ほめて育てていただいたらどんなに励みになっただろうかと切に思います。


 そして②の華の独身貴族の時代。自分のお給料でレッスン代やレオタードを選び放題になるともう自分で意見もいえるようになります。先生、ここがわかりませんーとかね。

 一応人見知りをする目立たない生徒でしたが子供からやっていると相当できが悪くとも大人からはじめたばかりの人とは手足の使い方が少しは違うらしく、発表会でもパートの部分の最初に出させてもらえたりは、そういうのはありました。

 しかもできたらほめるタイプの先生だった。しかもすごい美人で綺麗! バレリーナのお手本の体型。今でもなおあこがれの先生です。

 そして②時代の先生はバレエって楽しいな、こんなにバレエを踊るのってこんなに楽しかったんだ、と目からうろこをいっぱい落としてくださった先生です!

 ここでも覚えの悪い生徒だったので親しく口を聞いていただけるなんて全然なかったけど、今でも感謝しています。


 そしてもっさりした私にも春が来て、すぐ妊娠しました。ベビーを授かりそのあとどうしようもない産後太りに悩むわけです。(食べつわりってご存知ですか? 食べても食べても苦しい。食べないとしんどい。)産後はぼよんとした下腹と体重増加に真剣に悩むのだ。

 なんとかせねば~と乳飲み子をかかえて子供入室OKのバレエ教室をさがす。それで出会った先生がまた良い人で。現在に至っています。いいところに入れて本当によかったと今でも思っています。


 さてこっから本題の産後バレエに入ります。産後バレエ2をもしよかったらご覧ください。でも食事中の方は読まないでほしいのでいったん話しを区切らせていただきますね。



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