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ノベルゲーム  作者: 水代
3/3

知識レベル2




・魔法使い


 魔法使いと呼ばれる存在がこの世界に誕生したのは凡そ40年前のことだ。

 魔法使いは一人一人固有の異能を宿し、これを「魔法」と呼んだことから彼らを総称して「魔法使い」と呼ぶようになった。

 魔法使いは感覚的に自身の異能の名を知っており、その異能全てに「~の理」と言う言葉が付く。

 例えば、この学園唯一の魔法使いの異能は「神罰劫火の理」と言う、炎を操る魔法である。

 政府公認の魔法使いは各地に派遣される。それは異形に対抗するために致し方ないことであり、魔法使い側に基本的に拒否権は無い。代わりに、政府公認の魔法使いは政府から支援を受けることができる。

 これが政府公認魔法使いのメリットとデメリットである。

 逆に非公認魔法使いは、一切の束縛をされない自由の身ではあるが、魔法を政府に登録して無いと言う時点で犯罪者となる。つまり、人目のあるところで魔法使えばすぐさまブラックリストとして政府に追われる身となる。

 それほどまでに魔法使いという存在は強力な力を持つのだ。






・神憑き


 神憑きは自身に神霊を降ろし、神の威を借りる存在だ。

 神憑きについては謎が多い。分かっていることは少ない。

 その数少ない分かっていることを上げるなら。

 神憑きは降ろした神霊の力を振るう。つまり、降ろした神によって使える力が違う。これは一見すると魔法には無い多様性があるように見える、だが実際はそう上手くはいかない。

 神憑きに最も重要なのは、神霊との相性だ。同調率シンクロニティと言ってもいいかもしれない。

 これが低いとまともに力を引き出せないどころか、降ろすことすらできない。

 逆に同調率が高ければ真実神の威を最大に引き出すことが出来る。

 そしてこの同調率の高さがどういった理屈で決まるのか、これは全くの謎だ。

 敬虔なる信者の同調率が非常に低いこともあれば、全く神を信仰していない人間の同調率が高いこともある。

 神は多種多様だが、それぞれの神がどういった基準で自身を降ろせる人間を決めているのか、それは未だ解明できていない。





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