第21冊 なんでもプロの真似すれば良いわけじゃない
只今この大会の審判中。
2日大会なので休日丸潰れである。
ついでにヨメちゃんの機嫌が悪くなる。
………仕方なかろーもん。公認審判ライセンス持ってないとできないから人が足らんのよ。帰ってちゃんと御飯は作るからカンベン願いたい。
ところで、ジュニアオリンピックと言うだけあって、非常にレベルが高い。小学生10歳以下でも50mだと30秒前半でバンバン泳ぐ。こちらが座ってるのとあまり変わらない位のちっこい子どもさんですよ?何とも頼もしくも末恐ろしい。
ただ、やっぱり気になるのはこのレベルに達するのは、それなりに泳ぎこまないと無理なわけで。大丈夫かなと心配になる。
それと気になるのが、やたらと身体にタコの吸盤の様な跡を付けている選手が増えていること。「カッピング」というボディケアの方法なのだが、元々はトップアスリートで広まったものだ。
しかしながら結局これは内出血を伴ってるわけで、プロでも専門の人にしてもらってる様な施術だ。それを機材だけ安易に手に入れ、自己流でしてしまうのには疑問を持つ。
大体こういったものは徐々に低年齢層へと広まっていくものだが、今日は小学生でも醜い跡をつけているのを見てしまった。記録を少しでも上げたいという気持ちは分かるが、それならきちんとしたエピデンスを持った疲労回復方法でするべきだし、そこまで疲労が抜けないような練習をするべきでは無いと思う。
一流選手を目指して頑張る人や応援する人達の気持ちを蔑ろにするつもりは無い。けれど、年齢不相応のトレーニングで心身を損ねたり、燃え尽き症候群にならないように、スポーツ庁には長いスパンで成長させていく様しっかりとした指針を打ち出していただきたいと思う。
競技スポーツに携わっていると、感じずにいられないジレンマでした。




