番外編狂気の輪には入るべからず
「カニヨシのクランに入ったはいいもののクランの集会所に入るのは何か抵抗感があるな。いや、でもクランメンバーの誰かには挨拶しておきたいんだよな」
そうしてクランの集会所に入るのに悩んでいると
「あれ?どなたですか?誰か待ってますか?」
「あ、いやそう言うのじゃ無いんだが」
「?」
「あーカニヨシから聞いてないか。俺は新しくこのクランに入ることになったアインだ。よろしく」
「そうでしたか。初めましてシナモンです。ここで話すのもあれですし中で話しますか」
「あぁそうだな」
「?シナモンさん!その方は誰ですか?」
「この人は新しくクランに入ったアインさんです」
「よろしく」
「よろしくお願いします!シュカです!」
「おぉ元気いっぱいだな」
「みんなやっほ~って誰このおっさん!?」
「新しくクランに入ることになった人です!」
「あ~ね。シノリンで~す。よろしく」
「あぁ。アインだ。よろしく」
「アインちね。おっけ~」
「あの!今日魔法の特訓しようと思ってるんですけど、どなたか一緒に来てもらえませんか?」
「俺は大丈夫だぜ」
「アタシも~」
「すみません私は他にやることがあるので」
「いえいえ!急にお願いしてることなので全然大丈夫です!お二人どこがいいとかってありますか?」
「アタシは無いかな~」
「うーん。あ、闘技場とかどうだ?」
「?なんで?」
「あーいや、やっぱいいわ。俺の悪い癖みたいなもんだ」
「そういうこと言わないで。このクランは好きなことが最優先なの。カニっちに聞いてないの?」
「カニっちってのはカニヨシのことか?」
「そ」
「いや、特に聞いてないな」
「ん?じゃあ面接してないの?」
「したが?俺の癖のこと話したら合格って言われただけだが」
「あーね。じゃあここで話しちゃうけどうちのクランは皆ね何かしらまぁ好きすぎるがあまり変なことになっちゃてる人の集まりみたいなもんだから。まぁカニっちはこうなる予定じゃ無かったんだろうけど」
「というと?」
「アタシ含めまぁネットで調べるのが1番早いかな。まぁそういう集まりだから気にせず話してみな」
「まぁそういうことなら。えぇと俺にはまぁ悪い癖みたいのがあってな。見たこと無い攻撃が来るとその攻撃がどんな感じで当たるのかとか、当たったときにどうなるかとかが気になってつい盾で防御せずに受けちまうんだ。で、魔法ってまだ食らったこと無いなと思ってな。つい食らいたくなっちまったんだよ」
「あ~なるほど~カニっちが即採用したのがよく分かったわ。まぁアタシはいいけどシュカっちはどう?」
「私は大丈夫です!全力で打てればいいので!」
「!本当か!」
「もち!」
「はい!」
「二人とも感謝する!」
「いや、いいよ。あそこだったらアタシも久しぶりにあれ出せそうだし」
「?」
「プライベートルームにすれば他の人にも見られませんし被害も行きませんしね!」
「まぁ確かにシノがどういう感じかも見せれるしいいかもですね」
「?他の奴の被害?何のことだ?」
そうして三人で闘技場へ向かってる最中
「お、シュカじゃないか。他の二人は・・・」
「同じクランのシノリンさんとアインさんです!」
「よろ~」
「よろしく」
「あぁよろしく。おっと紹介が遅れたな。シュカが元いたクランのリーダーをしているリッカだ。そうか、お前があの有名なシノリンか。そしてもう一人はネットにのっていなかったが新入りか?」
「あぁ。つい二日前に入ったアインだ」
「なるほど。おっと、どこかに行く予定だったか?」
「うん!これから闘技場に行くんだ!」
「それは失礼した。では」
「いや~これも何かの縁だしリカっちも一緒に来ない?」
「そういう名で呼ばれたのは初めてだな。そうだな・・・まぁこの後何か予定があるわけでもないしご一緒させてもらおうかな」
「ぜひぜひ~」
「さすがカニヨシのクランだな。私に物怖じしないとは」
そうして闘技場にやってきた
「私プライベートルームの作り方分からないんですけど!誰か分かりますか?」
「言い出しっぺの俺が作るわ。よし、作れた」
「ありがとうございます!では行きますか」
「じゃあまずはシュカっちとアインちに二人でって感じかな?」
「はい!よろしくお願いします!」
「あぁ。じゃんじゃん打ってきてくれ」
「何かアインが異常にウキウキして見えるがどうしてだ?」
「さぁ?見てれば分かるんじゃない?」
「では最初は軽めに!火よ!我に火を打たんとする力を分け与え給え!ファイヤーボール!」
「うお!思ってるファイヤーボールよりデカいな。だが!ガードするなんてもったいない!
おおおおおおおおおおおおおおお!凄い!燃えている!痛覚があったら悶絶じゃすまないなこれは!いいぞ!いいぞいいぞ!」
「・・・は?」
「アハハハ!はぁ面白いな~アインち。アタシとは正反対の変態じゃん!」
「お前自分のこと変態って自覚してるんだな」
「まぁあんなにネットで書かれてたらね~」
「では!次行きますね!火よ!燃えさかる炎よ!我に全てを貫かんとする一本の槍を顕現せし力を分け与え給え!フレイムランス!」
「おお!これを食らったらヤバそうだが食らわずにはいられん!
最ッ高だ!」
「アイン様のhp全損によりシュか様の勝利になります」
「あ、あの!大丈夫です?」
「あぁ。にしてもシュカ!お前いいな!あの身が焦げる感じ癖になりそうだ!」
「あ、ありがとうございます?」
「シュカ、お前見てないうちにまた魔法の威力上がったか?」
「そうなの!最近手に入れたスキルのおかげ!」
「そのスキルを話す気はなさそうだな」
「えへへ、まぁね!」
「おいシュカ、まだ打ってない魔法あるだろ?」
「ええ!」
「全部俺に打ってこい」
「はい!」
そうして全部打ち終わった後
「はぁ、堪能した堪能した!」
「私も思う存分打ててよかったです!」
「あ、そうだ。シノとリッカのじょぶは何だ?」
「アタシはボマーだよ~」
「私はシュカと同じ黒魔法使いだ」
「そうか」
「おい、私のジョブ聞いた後あからさまに落ち込んだな。私とは実践形式で戦おうではないか」
「確かに実践でどう戦うか確かめたいしやるか」
「一応言っておくがシュカのやり方は普通ではないんだ。普通はなファイヤーボール」
「は!詠唱は!?まぁガードはできるか」
「詠唱はしないのが普通なんだがなぜかシュカの奴は詠唱に惹かれてしまったんだ」
「まぁ今のでよく分かった」
「ほう、フレイムランス」
「何の」
「その大きな盾でジャストパリィとはやるな」
「シュカの時にタイミングは覚えたからな」
「まさに体で覚えるってことだな」
「俺は昭和の人間なんでな」
「ではこれはどうする?フレイムガトリング」
「それに関してはこうするんだよ!シールドバッシュ」
「突っ切ってくるとはなんと大胆な。フレイムランス」
「うお!」
「フレイムエンチャント:剣」
「何だそれ!?気になる!」
「だろうな。一応勝負は私の勝ちだな」
「うおおおおおおおおお!切られたとこが瞬時に燃えている!これはいい!」
「アイン様のhp全損によりリッカ様の勝利になります」
「いやーいいものを食らった」
「だが、見せてしまったからには次からはパリィされるのだろうな。さすがカニヨシのクランだな。末恐ろしいな」
「まぁ変則的な攻撃じゃなかったら一回食らったら大抵はパリィできるようになるな。まぁそれだからこそカニヨシの攻撃はいつになってもパリィできる気がしないな。さ、シノ!次はお前の番だ!」
「まぁ見られるのはここにいる三人だけだし、アタシとアインちはある意味相性良さそうだしお試し的な感じでやってみようかな~」
「よ~し、じゃあ行くよアインち~」
「あぁいつでもこい!」
「じゃあほ~い」
「おおおおおおおお!爆発もいいな!」
「ん?噂とは違うな」
「これからだよおねぇちゃん!」
「おい!ゲーム内では言うなとあれほど言ったのに・・・まぁ私しか聞いてないからいいか」
「アハ!いいね!きれいだよ!」
「ん?何かキャラ変わったか?ってえげつない量投げてくんな!?まぁ避けるなんてもったいことしないが
ぐおおおおおおおおおおおお!爆発がやまないぞ!いいぞいいぞ!」
「形容しがたいカオスぶりだな。シノだけでも十分ヤバいがアインがそこに加わるとよりカオスになっている」
「でも二人とも楽しそうだよ!」
「いや、当事者はそうだろうがこの被害に遭った奴はトラウマとか優しいほどの精神的ダメージがやってくるぞ。見てるだけでも恐ろしい」
「え?そう?」
「もうその攻撃は見飽きたぞ!」
「むぅ~避けないの~避けるような子にはお仕置きだよ~」
「な!?足が動かん!?」
「動けないことは無いけど~無理に動くとドカン!だよ~。じゃあ最後は特別きれいに大きく散ろ!」
「な!?何だその大きな爆弾は!?」
「はぁ~すっっっきり!」
「アイン様のhp全損によりシノリン様の勝利になります」
「はぁ~久しぶりに思いっっきりはしゃげた~」
「俺もあんなダメージ食らったこと無かったな!よかったぞ!シノ!」
「アタシも楽しめたしお互い様~。ん?リカっちどした?」
「いや、さっきまでの光景が信じられないものでな」
「あ~ね~まぁクラン入ってからはカニっちにあのモード出すな~って言われてるから見ること無かっただろうししょうが無いよ~」
「いや、逆に今日が初めてでよかったよ。君らのクランの評価がまた変わったな。私はこのあたりで落ちるがいいか?」
「私も落ちます!」
「じゃあアタシも落ちようかな~」
「あぁそうだな」
どうもたいなおです。アインはこれを書きたくて追加したキャラと言っても過言ではないですね。まぁアインはシノの代わりにこれからも狂ってもらうと思います




