イベントへの前準備
「今日はどうしようかな。モンスター相手だと何か違う感じがするんだよな~」
「あ、カニヨシさんこんにちは。何か悩んでるんですか?」
「お、クオンか。そうなんだよこのゲームでどうにか対人戦できないかな~って思ってるんだよ」
「それならできますよ」
「マジでか!?」
「はい。ですがまだプレイヤーとはできないんですよね」
「何でだ?」
「次のアップデートでできるようになるらしくてそこが今はテスト版と言うことでNPCとだけできるようになってるんですよね」
「へーなるほどな。まぁモンスターとやるよりはよさそうだな。連れて行ってくれないか?」
「わかりました」
「着きました」
「以外に近かったな」
「これまで進入禁止だった今いる城下町エリアにできるんで近いんですよね」
「なるほどな」
「あ、ジェードさんこんにちは」
「おうクオンか。今日もか。最近毎日来てないか?」
「まだ一本もとってないしとても勉強になりますので」
「そう言ってもらえるとはありがたいな!」
「えっと誰だ?」
「あ、すみません紹介が遅れました。この世界での僕の師匠みたいな人でジェードさんです」
「ジェード・グラドニールだよろしくな」
「カニヨシです。よろしくお願いします」
「そんなかしこまらなくていいぞ」
「わかった。よろしく」
「で、クオン。なんでこいつをここに連れてきたんだ?」
「対人戦がしたいって悩んでいたんで」
「なるほどな。カニヨシ、この世界ではモンスターとしか戦わないがなぜ対人の訓練をするんだ?」
「あと数日したらこの世界で対人戦をすることになってるからそのためのシミュレーションがしたいからかな」
「あぁ何かプレイヤー様用のやつか。なるほど手合わせしようか」
「お手柔らかに」
そうして10本ほどやったが1本もとれなかった
「やっぱモンスターと人だと勝手が違うしあんたマジ強いな」
「本気を出していない相手に負けるほど弱くはないわ」
「いや結構マジでやってたんだが」
「お前弓が本当の得物じゃないだろ。そういう意味での本気ってことだ」
「ばれるか」
「当たり前だ。それほどの猛者の雰囲気を出しておいて所々つたなさが見えればわかるわ」
「でも今回は弓で行くつもりだから本当の方はまたどっかの機会にしてくれ」
「ならん。お前対人戦にあまり興味がないだろ。またの機会とか作るつもりないだろ」
「ゲ、ばれたか」
「それとも本当の得物使っても勝てないから逃げてるのか?」
「その喧嘩買ってやるよ」
「カニヨシさんいくら何でもチョロすぎますよ」
「ほう千剣使いか」
「今手持ちが6本しかないから浮かすのは5本だけどな。あと1本くらいいけそうだけどな」
「では参るぞ」
「あぁ」
「ほう!お前も動くのか!これは思ってた以上だな」
「俺が動かなかったら近づかれたとき何もできないだろ」
「それをするのを見たのはお前が初めてだけどな」
「そうかよ」
「だが後ろに回ればっておい死角だろ!なんで剣が動いてるんだ!?」
「隙あり!」
「く、参った」
「すごいですカニヨシさん!僕はまだ1本もとったことないのに」
「まぁびっくりさせて隙を作れたから勝てたようなもんだな。しっかり千剣はいなされたからあれなきゃ負けてたな」
「あれは何だ?」
「あれはスキル望遠の応用技だな。上に移動した視点で下を見ると戦闘を俯瞰して見えるようになるんだ。まぁそのまま体を動かすのはまだ完璧じゃないから死角に回られた時用って感じかな」
「なるほど。そのようにスキルを応用するのは見たことがなかったな」
「はい1本はやったからこの後は弓の訓練に付き合ってもらうぞ。あ、クオンもな」
「僕もいいんですか?」
「連れてきてもらったのに見てるだけにするなんて恩知らずだろ」
「でも、運営に見つかったらどうするんですか?」
「ここはそのうちしたらpvpできるようになるんだし、ばれても大丈夫だろ。あ、でも倒すのはなしな。さすがに垢バン案件だ」
「はい。気をつけます」
この後多分3桁は行かなかった気がするけど結構やった気がする。なんでわからないって?疲れすぎて意識なくなって強制ログアウトしたからだ。クオンあいつはヤバいこと対人戦においては。俺と同じくらいやってたのにけろっとしてやがった。あの後どんだけやったんだろう。そのうちあそこで対人戦ができるようになったらネット掲示板で騒がれるだろう。夜ご飯の時間になって呼んでも来なくて不審がった親が俺の部屋来て意識失ってる俺を見て大騒ぎになったのはまた別のお話
どうもたいなおです。クオンをどう使おうかめっちゃ悩みました。やっぱ狂ってる方が書きやすいですね。僕の作品だと真面目系は扱いづらいですね。なんでそんなキャラ入れたかって?真面目系がどっか狂ってるのってなんかイイじゃないですか




