好きは人を辞めさせる3
「よし、戦闘開始だ」
「いや、一気にモンスター来すぎだって!」
「弓につけてじゃ威力が弱い!そのまま投げよ」
「なるほど、改良の余地ありだな」
「話してる余裕があるのか2人とも」
「何でアンタはそんなに余裕なん?」
「慣れだな。あ、そうだあのスキル全然使ってなかったしいい機会かな。シノ、爆弾を5個くらい真上に投げろ」
「なんで?まぁいいか。ほい」
そうして、一回千剣のスキルを切り、操る者に全シフトし、爆弾を操った
「5個くらいなら余裕だな。なんなら今のまま5本剣動かしながら操れそう。シノ、もう一回」
「えぇなにそれイミフなんですけど。どういうスキルだし。まぁほい」
「うんいけるな。流石に体は動かせなくなるけど同時使用可能だな。このまま同じ感じで投げてくれ」
「これアタシたち戦闘しなくてもカニっちだけでいける気がしてきた」
「同感だな。だけど素材取らないとだからすこしは戦闘しないとだな」
3時間後
「スキル並列演算のレベルが上がりました」
「お、やっと上がった。少しだけ今の状況でも体が動かせる」
「もっとヤバい動きしてるよ」
「だな」
2時間後
「よし、もう壺しまうか」
「やっとこんな地獄から解放される。ガレっちなんてもう話せなくなってるし」
「いやもうしばらくは湧いてくるぞ」
「ほらガレっちもう少しだよ!」
「あぁ...」
「危ない!全員下がれ」
沼の中から急に現れ、沼にいたモンスター全員を丸呑みにした
「ボスモンスターマッドサーペントが現れました」
「ここにきてボスかってあぶなこいつ泥吐いてくる。気をつけろあれ食らったら常時沼の上で戦ってる状態になって早く走れなくなるぞ」
「りょ〜」
「...やっとだやっとだぞ!切りがいのあるモンスターが出てきたぞ!オラ!」
「マジか、ガレンでもダメージが通りにくいのか。でもあの感じならいつもよりいいダメージ出せてそうだし、何よりやる気がすごいからヘイト役にするか」
「まぁそれまでハチだったりしたから上手く当たらなくてイラついてたんだろね。で、どうするん?アタシの爆弾もそんなに効いてないっぽいし」
「ああいうモンスターの弱点は口の中っていうのが約束だろ。シノはたくさんの爆弾をどうにかまとめといて。俺は一旦ガレンの方行ってくる」
「りょ〜」
「ガレンなるべく同じとこを狙って攻撃してくれ」
「分かったがなんでだ?」
「このゲームは結構リアルに基づいて作ってるから多分同じとこを攻撃したら鱗が剥がれると思うんだそうしたらダメージが通りやすくなる。俺はお前みたいに火力出せないから鱗の間を攻撃して傷がつきやすいようにしとく」
「分かった。なるべく狙ってみる」
そうして傷がついてきた
「よし、傷がついてきたな。ガレン次は傷ついたところを狙ってみてくれ」
「分かった。オラ!」
「ギュイ!?」
「よし、予想通りいいダメージが通ったなって潜りやがった。出てくるまで沼から退避だな」
「そうだな」
そうして沼から出てきた。シノの背後の沼から
「マジか!ガレンそこの岩を切ってくれ!」
「分かった」
そうして切られた岩をマッドサーペントの腹に当て、軌道を変えた
「あぶねー。今回の最終兵器を潰されるとこだった」
「マジさんきゅーカニっち。死ぬとこだった」
「で、最終兵器ってなんだ?」
「ああいうモンスターは口の中が弱点である可能性が高いからどうにかして口の中に爆弾をぶち込みたいんだよな」
「ならさっきの攻撃が1番入れやすいかもな」
「あぁそうだな。あとはモンスターに合わせにいくだけだな。いい感じに削れてるし、シノの爆弾大量にぶち込めたら勝ちだな。そのためにも俺にヘイトを集めないとな。というかさっきの潜りのせいで泥まといやがったから物理攻撃効きづらくなったから俺が攻撃主体になるか。ガレンさっきみたいに岩を切り続けてくれ」
「分かった」
「オラどうだ天然の質量攻撃だ。これで脳震とうでもなってくれりゃ早いんだがな。ならないよなぁ。お、潜った!全員気をつけろ!シノ出てきたとこの近くになるべく上の方に投げてくれ。あとは俺が調整する」
「りょ〜。あ、狙いはカニっちっぽいね。ほい」
「まぁあんだけうざい攻撃したら俺だよな。だがそれが1番狙いやすいんだよな。オラ!これで終わりだ!」
そうして口を大きく開けたマッドサーペントの口の中に大量の爆弾を放り投げた。そうすると腹のあたりで爆発し、爆散した
「レベルが上がりました」
名前 カニヨシ
レベル22
ステータス
STR 5 (+35)
AGI 5 (+20)
VIT 5 (+20)
INT 5 (+50)
DEX 5 (+0)
MND 5 (+0)
LUK 5 (+20)
MP 25 (+30)
HP 30 (+30)
ステータスアップ可能
残り180
スキル
千剣、並列演算6、毒耐性小、麻痺耐性小、望遠、操る者
「「「あぁマジで疲れた〜」」」
「3時間くらいかかったか?」
「多分そんくらい」
「硬かったなー」
「じゃあ帰るか」
「そだね〜」
「あぁこれ以上戦えねぇ」
そうして帰ろうとしていたら
「ユニークモンスター地崩のアースドラゴンが現れました」
「は?」
「え?」
「は?」
そうして驚いている間に地面を盛り上げ槍のようにして俺らを刺し、俺らは一撃で死んだ
どうもたいなおです。急遽考えてなかったユニークモンスターを出してみました。作る前に考えていたのは今後出すダンジョンをメインにいていたんですけどなんか面白そうだと思いユニークモンスターを出してみました。書くことが多くなることを考えていなかったためちょっと後悔もしてます