表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/168

卯月雲 5

「いつも、ドアをガラッと大きな音を立てて開けて。結構大きな声で友達を呼ぶ人なんだけどね。」


「うん」


「いつか、私の真横のドアを開けてしまうんじゃないか?って思ってたんだけど…」


「え…?もしや…?」


「そう、ついに私の真横のドア開けちゃったのよ。それも、私が座ってる時に」


「あらららら…」


「もう私、固まっちゃって」


「でしょうね」


「なのにドア開けちゃった桐生くんも固まってて」


「マジか」


「で、何とかして私、我に返っていつもつるんでる人達を探してるのかな?的なことを言ったんだけど」


「うん」


「何を思ったか、このクラスで嫌いなやついる?とか聞かれて」


「へ?どゆこと?」


「でしょ?そういう反応になるでしょ?もう、会話成り立たなくて。その後桐生くんはいなくなったんだけど、私はそのまま呆然としててさ。」


「へえ…だから掛かり稽古…?」


「いや掛かり稽古は別にしてもいいでしょ」



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ